札幌の桜開花情報 ついに開花！！

　札幌は今日も気温が２５℃に達し、桜などの花の開花が一気に進みました。ウォッチングを続けていた札幌気象台の前庭にある標本木のソメイヨシノの蕾もとうとう開花の時を迎えました！　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　私が午前１１時過ぎに撮ったものです。数輪の花が咲いています。

　今日も朝から好天に恵まれ気温がぐんぐん上昇しました。
気象台の記録を見ると１１時２３分に２５．４℃を記録したということです。
（ちなみに、私は昨日気象台のデーターでは２５℃に達していなかったと記しました。ところがそのデーターは毎正時のもので、詳しく見ると昨日１３時５５分に２５℃を記録したとありました。訂正させていただきます。）

　こうした好天に私は「今日こそ間違いないだろう！」と思いながら午前１１時過ぎに気象台に向かいました。
　すると…、ソメイヨシノの木に桜の花びらが見えるではありませんか！
　数は少ないものの、確かに薄いピンクの花びらが付いています。
　とうとう開花の時を迎えました！

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　こちらも同じ午前１１時過ぎに撮ったものです。

　ところが！！
　５月１日、１１時３０分現在発表の気象庁のＨＰでは「開花」は表示されていませんでした。（後ほどそのわけを記述します）

　気象台近くの民家の庭では梅の木も花を付けていました。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　民家の庭先で見た梅の花です。

　また、近代美術館の庭に立つ桜の木（手まりザクラ？）も満開状態に花を付けていました。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　満開状態の近代美術館の庭に咲く「手まりザクラ」（？）です。

　その後、私は円山公園に向かいました。
　円山公園のエゾヤマザクラは予想以上に開花が進んでいました。その状況は満開状態に近いといえる状況でした。その花の下では例によってたくさんの人たちがジンギスカンを楽しんでいました。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　今日は休みの日ではなかっので人出もまばらですが、休日だとどのような状態になるのか？？

　続いて北海道神宮の境内の花木園（という名称かな？）に向かいました。そこでは梅の花と桜の花が競演していました。

　　　　　　　　　　

　そして昨年までの標本木だったソメイヨシノの木を眺めてみましたが、まだ花は付いていませんでした。場所が違うからでしょうか？ それとも老木のため勢いがなくなっているのでしょうか？　いずれにしても標本木が代わったことによって開花日に微妙な影響があったかも分かりません。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　正面の２本が昨年まで標本木だったソメイヨシノの老木です。

　円山公園から帰ってから、やはり気になったので１６時過ぎに再び標本木のところに行ってみました。すると、やはり午前中より花の数が多くなっていたように思われました。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　※　午前中より開花の状態が進んでいるように見えます。

　　　　　　　　　　

　近くに気象台の職員の方がいたので尋ねました。「午前１１時３０分の発表では『開花』が宣言されていませんでしたが、これは『開花』状態ではないのですか？」と…。
　職員は「午前中はまだ十分ではありませんでした。現在は『開花』の状態です。なお、気象庁では時間ではなく日付表示なので、５月１日が開花となります」と説明してくれました。
　テレビでは平年より２日、昨年より６日早い開花と報じています。
　今年は春が遅いと言われていたのに、ここ数日の高温で一気に遅れを取り戻し、例年を追い越してしまったということのようです。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　※　開花の様子を報道陣が取材していました。

　これからの５月、６月は春から初夏に移ろう北海道独特の爽やかさに満ちた至福の時です。この至福の時を体いっぱいに楽しみたいと思います。

※ 気象庁１７時３０分発表のさくら開花状況で札幌の開花が正式に発表され、ＨＰに掲載されました。