田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アマチュア・シャンソン・コンクール北海道大会

2012-05-25 21:23:50 | ステージ & エンターテイメント
 鬼気迫る(?)丹波氏の話を聴いたその足で、今度はシャンソンを聴きに行った。硬い話も柔い話も、酸いも甘いも、清濁併せ飲む私の真骨頂である。アマチュアとはいえ、それなりにシャンソンの調べに酔ったひと時だった。
 

          
          ※ 数少ない男性は誰もがレベルが高かった。

 5月21日(月)夕刻、京王プラザホテルで「日本アマチュア・シャンソン・コンクール 北海道大会」が開催された。昨年は公開リハーサルしか聴くことができなかったので、今年は是非とも本選を聴いてみたいと思っていた。
 コンクールには全道各地から22名の参加者があった。シャンソンは女性の唄というイメージがあるのだろうか?男性の参加はわずか4名だった。

          
          ※ 写真は良くないが、今年はご覧のようにわりあい落ち着いた衣装が多かった。

 昨年は華やかな色のドレスをまとった人が数多くいたように記憶しているのだが(昨年の様子はこちらを見てください。 )今年はわりあい落ち着いたステージ衣装だったように思う。それでもきらびやかなアクセサリーをたくさん身に付けてシャンソン歌手になりきって登場する人もいた。

          
          ※ それでもこの方は歌に合わせて尼さんの衣装と十字架を胸にしたステージだった。

 コンクールに出場する人たちは皆カルチャーセンターやシャンソン教室などでレッスンを受けている人たちだろう。一定のレベルに達している人と思われる人たちばかりだった。それでも良く聞いていると一人ひとりに巧拙の差は感じられる。私は私なりに評価をしながら聴くことにした。音程・声量・声の質・表現力等々…。

 全員が歌い終わって、数少ない一人の男性の歌い手がダントツに上手く聞こえた。「この人がグランプリ(最優秀)だ!」と私は確信した。その声、その声量、その表現力…、全てが他の人を上回っていると思った。ところが…。
 審査員が選出した最優秀者は別の女性の方だった。確かに私の評価も高かったが、まさか最優秀とは…。私がダントツに思えた男性も優秀賞には輝いたのだが…。

          
          ※ 閉会式で全員がステージに勢ぞろいした。

 私はNHKの「のど自慢」を聴いていて合格者を予想するのが得意で、他人の歌声を評価することに多少は自信をもっていた。
 しかししょせんは素人の耳、プロの聴く耳とは違うということか…。(クシュン ^^;)
 
 最優秀となった五十嵐邦子さん、全国大会での健闘をお祈りします。