田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №115 木乃実茶屋

2012-05-10 21:35:45 | 札幌Cafe紀行
 日本情緒たっぷり…。茅葺の屋根、土間の室内、窓からは手入れの行きとどいた日本庭園が望め、あろうことか室内の一方は岩の壁になっていて清水が流れ出ている…。賑やかなお母さんたちの会話が邪魔だったけれど、和のティストをたっぷり味わいました。 

          
          ※ 「木乃実茶屋」に入るための茅葺の門、そして奥が母屋です。

 紅桜公園の一角に「木乃実茶屋」はありました。
 エントランスの茅葺の門から雰囲気がありました。
 門をくぐると、期待通りに篤農家の母屋に使われていたのではないかと思われるような茅葺の家が現れました。中へ入ると、そこは土間のまんまです。
 中には自然木を使った長い大きなテーブル席が三列に並んでありましたが、そちらには先客が一組いたこともあって、私たちは窓際のテーブル席に案内されました。

          
          ※ 「木乃実茶屋」の入口です。正面の木戸を開けて中に入ります。
          
 テーブル席からは茶屋の前に造作された日本庭園が広がっています。
 ちょっと雨模様だったこともあって、茅葺の屋根からぽたりぽたりと雨がしたたり落ちる様子も情緒を誘います。

          
          ※ テーブル席の窓から見た日本庭園です。雨がいっそう日本情緒をかき立ててくれたようです。

 そして室内の奥を見たときでした!
 ななぁんと!岩そのものが壁になっていました。
 そして、その一端からは清水が流れ出ているのです!
 この家の建て主のこだわりを見る思いです。

          
          ※ 店内奥の岩の壁、岩の間からは清水が流れ出ています。

 ここまで“和”で攻められると、オーダーは当然“和”でなければいけません。
 私は「抹茶セット」(680円)をオーダーしました。
 日本庭園を眺めながら抹茶をすするなんて“和”そのものですなぁ…。
 抹茶は濃茶ではなく、薄茶でしょう。それほどの苦味は感じられなかったので…。添えられてきた生菓子とともに美味しくいただきました。

          
          ※ ここまで“和”で攻められれば、もう「抹茶」しかないでしょう…。

 しばしの時間“和”のティストに浸れた心地良い時間でした。
(賑やかなお母さんたちの声がなければ、なお良かったのですが…)

【木乃実茶屋 データー】
札幌市南区澄川386番6(紅桜公園内)
電  話 011-583-4039
営業時間 10:00 ~ 19:00       
定休日  不定休
座 席  ?席(詰めて座って17~8席といったところか?)
駐車場  有
入店日  ‘12/05/05