私が参加する桑園交流ネットワークが「桑園元気マップ」を完成させたことは先に拙ブログでレポートした。(そのレポートはこちら ⇒)そのマップの完成を記念して、このほど桑園にお住いの方々に呼びかけてフォーラムを開催した。
※ 多くの住民の参加を得て開催されたフォーラムでした。
フォーラムは5月19日(土)午後、私たちネットワークが毎月会議をもつコアレックスホールを会場に開催した。
当初、参加者が少ないのではと心配されたが40名を超える方に参加いただき、なかなか盛会なフォーラムとなった。
フォーラムは、 「桑園を知って楽しく元気な暮らしへ」 をテーマとして、三部構成で行われた。その三部とは、
Ⅰ部 「地域のまちづくり支援について」 講師 中央区市民部長
Ⅱ部 「桑園地区の現状と活動団体の紹介」 講師 桑園まちづくりセンター所長
Ⅲ部 意見交換会(ワークショップ)「こんな街に住みたい!こんな桑園だったらいいなぁ~!」
であった。
Ⅰ部の市民部長の話は、市民が主役のまちづくりをルール化した「自治基本条例」についての説明だった。市民部長の話の中で「大都市だからこそ、顔の見える地域づくりが大切」と云った言葉が新鮮だった。
大都市札幌ではあるが、市民が主役のまちづくりを進めるために市内87カ所に「まちづくりセンター」を設置して、そこを拠点として住民自治を積極的に進めようとしている。
※ 講演をする中央区市民部長です。
Ⅱ部のまちづくりセンター所長の話は、豊富な実態資料を用意した興味深い話だった。札幌市では「まちづくりセンター」の設置地区と同じく市内を87に分けて、さまざまな実態資料を作成している。
短時間にあまりにも多くの資料の提示を受けたために、ほとんど記憶に残らなかったのは残念だが、そのような中から市内の他の地区と比して桑園地区の特徴として記憶に残っていることは、人口増加率が高いこと、生産年齢人口が高いこと、児童生徒数の増加が高いことなどが数字として表れ、比較的に若い街と云えるということだ。
このことは桑園地区にマンションなどの集合住宅の建設が続いていることが影響しているとみられる。
※ 豊富な資料を用意し話をする桑園まちづくりセンター所長です。
最後に全体を三つのグループに分けた意見交換会(ワークショップ)が行われた。私はこの意見交換会の一つのグループのファシリテーターを務めた。活発な意見が交換され、交換会をリードした私もとても楽しめた。
私のグループの中で交換された意見をまとめてみた。
《ワークショップ グリーングループのまとめ》
○北海道(札幌)は自然が豊かというイメージがあったが、特に札幌市内は緑が少ないのではないか。(道外出身者)
○札幌に緑が少ないとは思わない。豊かな自然がごく身近に存在する。(桑園に長く在住する方)
●札幌に緑が多いか、少ないかは見方によって分かれるところである。確かに豊かな自然が身近に存在するが、街中には必ずしも緑が多いとは言えないようである。
○桑園も昔は空き地などがあり潤いも感じたが、近年のマンション建設ラッシュのために無機質な街に変貌しつつある。「花」を一つのアイテムにして潤いのある街にしたい。「桑園の花」を指定することも一方法である。
○マンション住民が増え、プライバシー重視の傾向が強くなってきた。住民同士の「つながり」が欲しい。そのためには何か「キッカケ」が必要だ。花いっぱい運動的なことを展開することも「つながり」を作るキッカケの一つになるように思う。
●「花」は確かに街を彩るアイテムとして各自治体・各地域が取り組んでいる例が多い。私たちもどのように取り組むか桑園交流ネットワークの課題の一つになりそうである。
○桑園地区はある意味で札幌の理想の地域と云えるのではないか。その利便性や環境の良さなど素晴らしいところである。(他区の在住者)
○確かに立地条件に恵まれた地域だ。札幌駅・大通公園・円山公園ともに徒歩圏に入る利便性がある。
●他の方から指摘されて、あらためて桑園地区に住んでいることのアドバンテージを感じた。この優位性を活かした街づくり、そして人のつながりを求めていくことが必要に思う。
○桑園地区に中学校が存在しない。学齢期の親としては切実な問題である。複合施設など何らかの方法で中学校を誘致できないか。
●少子化時代を迎え、さらにはハードの問題ということで、ハードルは高いが声を上げることで地域住民の関心を喚起することも大切なことであると思う。
※ 報告をお読みになり、お分かりのことと思いますが○は参加者の声、●は参加者の声を聞きながら私の方でまとめたものです。
自分が住む桑園地区のまちづくりに多少なりとも関与でき、そして桑園地区の人たちと繋がりができつつあることを、私はとても嬉しく思っている。
これからもできる範囲で関わり、繋がりを大切にしていきたいと思う。
※ 多くの住民の参加を得て開催されたフォーラムでした。
フォーラムは5月19日(土)午後、私たちネットワークが毎月会議をもつコアレックスホールを会場に開催した。
当初、参加者が少ないのではと心配されたが40名を超える方に参加いただき、なかなか盛会なフォーラムとなった。
フォーラムは、 「桑園を知って楽しく元気な暮らしへ」 をテーマとして、三部構成で行われた。その三部とは、
Ⅰ部 「地域のまちづくり支援について」 講師 中央区市民部長
Ⅱ部 「桑園地区の現状と活動団体の紹介」 講師 桑園まちづくりセンター所長
Ⅲ部 意見交換会(ワークショップ)「こんな街に住みたい!こんな桑園だったらいいなぁ~!」
であった。
Ⅰ部の市民部長の話は、市民が主役のまちづくりをルール化した「自治基本条例」についての説明だった。市民部長の話の中で「大都市だからこそ、顔の見える地域づくりが大切」と云った言葉が新鮮だった。
大都市札幌ではあるが、市民が主役のまちづくりを進めるために市内87カ所に「まちづくりセンター」を設置して、そこを拠点として住民自治を積極的に進めようとしている。
※ 講演をする中央区市民部長です。
Ⅱ部のまちづくりセンター所長の話は、豊富な実態資料を用意した興味深い話だった。札幌市では「まちづくりセンター」の設置地区と同じく市内を87に分けて、さまざまな実態資料を作成している。
短時間にあまりにも多くの資料の提示を受けたために、ほとんど記憶に残らなかったのは残念だが、そのような中から市内の他の地区と比して桑園地区の特徴として記憶に残っていることは、人口増加率が高いこと、生産年齢人口が高いこと、児童生徒数の増加が高いことなどが数字として表れ、比較的に若い街と云えるということだ。
このことは桑園地区にマンションなどの集合住宅の建設が続いていることが影響しているとみられる。
※ 豊富な資料を用意し話をする桑園まちづくりセンター所長です。
最後に全体を三つのグループに分けた意見交換会(ワークショップ)が行われた。私はこの意見交換会の一つのグループのファシリテーターを務めた。活発な意見が交換され、交換会をリードした私もとても楽しめた。
私のグループの中で交換された意見をまとめてみた。
《ワークショップ グリーングループのまとめ》
○北海道(札幌)は自然が豊かというイメージがあったが、特に札幌市内は緑が少ないのではないか。(道外出身者)
○札幌に緑が少ないとは思わない。豊かな自然がごく身近に存在する。(桑園に長く在住する方)
●札幌に緑が多いか、少ないかは見方によって分かれるところである。確かに豊かな自然が身近に存在するが、街中には必ずしも緑が多いとは言えないようである。
○桑園も昔は空き地などがあり潤いも感じたが、近年のマンション建設ラッシュのために無機質な街に変貌しつつある。「花」を一つのアイテムにして潤いのある街にしたい。「桑園の花」を指定することも一方法である。
○マンション住民が増え、プライバシー重視の傾向が強くなってきた。住民同士の「つながり」が欲しい。そのためには何か「キッカケ」が必要だ。花いっぱい運動的なことを展開することも「つながり」を作るキッカケの一つになるように思う。
●「花」は確かに街を彩るアイテムとして各自治体・各地域が取り組んでいる例が多い。私たちもどのように取り組むか桑園交流ネットワークの課題の一つになりそうである。
○桑園地区はある意味で札幌の理想の地域と云えるのではないか。その利便性や環境の良さなど素晴らしいところである。(他区の在住者)
○確かに立地条件に恵まれた地域だ。札幌駅・大通公園・円山公園ともに徒歩圏に入る利便性がある。
●他の方から指摘されて、あらためて桑園地区に住んでいることのアドバンテージを感じた。この優位性を活かした街づくり、そして人のつながりを求めていくことが必要に思う。
○桑園地区に中学校が存在しない。学齢期の親としては切実な問題である。複合施設など何らかの方法で中学校を誘致できないか。
●少子化時代を迎え、さらにはハードの問題ということで、ハードルは高いが声を上げることで地域住民の関心を喚起することも大切なことであると思う。
※ 報告をお読みになり、お分かりのことと思いますが○は参加者の声、●は参加者の声を聞きながら私の方でまとめたものです。
自分が住む桑園地区のまちづくりに多少なりとも関与でき、そして桑園地区の人たちと繋がりができつつあることを、私はとても嬉しく思っている。
これからもできる範囲で関わり、繋がりを大切にしていきたいと思う。