田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

自転車生活 in サッポロ

2013-05-17 23:17:31 | その他

 自転車を重宝しています。高校野球観戦に出かけるのも、講演会に行くにも、映画を観に行くにも、自転車を重宝しています。札幌は自転車で駆け回るにはちょうど良い街なのかもしれません。

          
          ※ 私の札幌生活には欠かせない愛機です。

 
 「札幌はなぜ、日本人が住みたい街№1なのか」の著者、林心平はその著書の中で札幌の街のことをこう述べている。「自転車があれば、たいていの用事は済んだ。(中略)美術館も映画館も大書店もデパートもスーパーも大学も友だちのアパートも居酒屋も、すべてが近所にあった」と…。これはけっして札幌が小さな街ということではない。彼が生まれ育った東京と比較した話なのだが…。
 それにしても私には納得のいく林氏の言だった。

 私が自転車を重宝するようになったわけはいくつかある。
 最も大きな理由は比較的都心に近いところに住居を得られたことが大きいように思う。林氏が言うように私のところからだと、たいていの用事は自転車で済んでしまうのだ。
 二つ目には駐車場の問題がある。都心で車を停めるとなると、駐車場を探すのが一苦労である。その上駐車料も馬鹿にならない。私は郊外に用事があるような時以外車を使わなくなった。
 三つ目には自転車で風を切って走ることはとても心地良いことだ。その上健康にも良い。さらには交通費がかからないという利点もある。冬期間は地下鉄代やバス代がけっこうかかったのが、路上から雪が消えてからは雨天以外はほとんど交通費がかからない。

 と一見良いことづくめのようである自転車生活だが、気を付けねばならない点もある。
 まず、駐輪の問題がある。
 自転車を利用する人が増え続けた結果、街の中はいたるところに自転車が止められている状況となりつつあり、中には雑然と自転車が散乱しているような状況も見られる。最近はそのためビルの前などに「駐輪禁止」の表示も目につくようになった。駐輪する場合にはマナーを守り、整然と駐輪するように心がけたい。

 次に走り方である。
 道路交通法の改正により自転車は「軽車両」と位置づけられ、車道の左側を通行することが原則となった。(これはただし書き条項があり、歩道上の走行も一部認められている)
 しかし、都心を走る場合は車の数が多くてとても怖くて、車道を走行する気持ちにはなれない。したがってやむなく歩道上を走行することになるのだが、その際には歩行者の邪魔とならないよう十分に気を付けながら走らねばトラブルのもとになる。十分に気を付けたいと思っている。

 季節は初夏! ますます自転車が楽しいシーズン到来である。
 自転車を駆使して、札幌生活を楽しみたい!
 何だって? 若い気を出していると怪我するぞ!って?
 ハイハイ、年相応の自転車の走行を心がけます。