スケジュールの都合がつかず、気になりながらもなかなか観戦することができなかった高校野球だったが、四日目にしてようやく観戦することができた。準決勝進出をかけた3試合はいずれも強豪校と目される学校が順当に勝ち進んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/9e/adc76c0db5eb8e181011dd31484a184a.jpg)
※ 円山球場全景をバックネット裏から。夏の大会ほど観衆は多くありません。
本日の試合は《第一試合》釧路湖陵 VS 札幌日大 《第二試合》北見北斗 VS 駒大岩見沢 《第三試合》小樽北照 VS 函大柏陵 の三試合だった。
私は過去の実績や各支部の力関係から考えて、札幌日大、駒大岩見沢、小樽北照が勝ち進むだろう、と予想しながら観戦していたが三試合とも予想通りの結果となった。
ただ札幌日大、小樽北照が危なげなく勝ち進んだのに対して、駒大岩見沢は終始北見北斗にリードを許し、最終盤になってようやく逆転で冷や汗の勝利を得たという試合だった。
北見北斗にとって不運だったのは先発した細川投手が打球を手に受けるアクシデントで2年生投手の救援を仰がねばならなかったことだ。救援した2年生投手は良く駒大岩見沢打線を抑えていたのだが、終盤の駒岩打線の攻勢に耐えることができなかった。
資料によると駒大岩見沢は来春に廃校ということだ。3年生部員だけで部員数も15名ということでシートノックの際も人数不足のために苦労しているように見えた。
それだけにチーム力の低下も否めない感じで、残念ながら往年の駒岩には及ぶべくもないといったところか。準決勝で対戦する小樽北照との力の差は歴然としているが、往年の伝統校らしい試合を見せてほしいものである。
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※ 駒大岩見沢の全校応援です。およそ30名と寂しい光景ですが、賑やかに応援していました。
さて、私が注目する札幌日大だが点差は3対0と僅差の試合のように映るが危なげない勝利だった。釧路湖陵の投手陣、特にリリーフしたエースの石谷は札幌日大打線に的を絞らせず5回以降を無得点に抑えたことで引き締まった試合となった。夏の北大会では活躍しそうな予感がする。
一方、札幌日大は二番手エースの宮崎が先発完封した。私がエース白崎より勢いがあると見た投手である。今日も前半は圧巻のピッチングだった。しかし後半は少しばてたのか危ない場面もあったが乗り切った。守備陣も支部予選の時のような二遊間の守備体型は影を潜め、修正を図ってきたようだった。
そして私が個人的に注目する選手Mは4打数1安打2三振とやや振るわなかった。しかし、ベンチの期待は相当なもののようで一死一塁でも前打者に犠打をさせてMの打撃に期待する場面があった。それは結局実らなかったが、彼が相当に期待されている証しだろう。
最後に小樽北照だが、こちらはもう横綱相撲といった感だった。この試合も点差こそ3対0とそれほど開いた試合ではなかった。この試合は函大柏陵のエース金田が高校生では珍しい完全な下手投げ投手だったこともあり、金田投手に上手く打たされ、打ちあぐねてしまった結果である。
投手陣は先発した二番手エース齋藤、救援したエース大串ともにほとんどつけ入る隙を与えず完封した。これで小樽北照は予選、本大会5試合を無失点で勝ち上がってきている。守備陣も私が見た中では最も安定している守備陣である。さすが今春甲子園で2勝したチームである。
※ 高校野球では珍しいアンダースロー金田投手のフォームを写してみました。
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さて、これで6月1日の準決勝は、《第一試合》駒大苫小牧 VS 札幌日大 《第二試合》駒大岩見沢 VS 小樽北照 となった。
試合としては第一試合が面白いだろう。駒大苫小牧の試合をまだ見ていないこともあり、どの程度のチーム力なのか全く分からない。札幌日大の試合は今シーズンになって三試合観戦しているが、私は最初にチームを見たとき北海道でトップ立てるチームだとは見ていなかった。それだけ欠点が目立ったのだが、今日の試合を見てみるとかなり欠点が修正されてきているようにも見えた。
駒大苫小牧に往年の強さが復活してきているのか。新興札幌日大が勢い良く制するのか、注目の一戦である。
他方、第二試合はよほどのことがないかぎり小樽北照の勝利は動かないのでは、と私は予想する。
さあ、明日一日休んで1日(土)は4強の対決である。この対決も凝視したいと思っている。
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※ 円山球場全景をバックネット裏から。夏の大会ほど観衆は多くありません。
本日の試合は《第一試合》釧路湖陵 VS 札幌日大 《第二試合》北見北斗 VS 駒大岩見沢 《第三試合》小樽北照 VS 函大柏陵 の三試合だった。
私は過去の実績や各支部の力関係から考えて、札幌日大、駒大岩見沢、小樽北照が勝ち進むだろう、と予想しながら観戦していたが三試合とも予想通りの結果となった。
ただ札幌日大、小樽北照が危なげなく勝ち進んだのに対して、駒大岩見沢は終始北見北斗にリードを許し、最終盤になってようやく逆転で冷や汗の勝利を得たという試合だった。
北見北斗にとって不運だったのは先発した細川投手が打球を手に受けるアクシデントで2年生投手の救援を仰がねばならなかったことだ。救援した2年生投手は良く駒大岩見沢打線を抑えていたのだが、終盤の駒岩打線の攻勢に耐えることができなかった。
資料によると駒大岩見沢は来春に廃校ということだ。3年生部員だけで部員数も15名ということでシートノックの際も人数不足のために苦労しているように見えた。
それだけにチーム力の低下も否めない感じで、残念ながら往年の駒岩には及ぶべくもないといったところか。準決勝で対戦する小樽北照との力の差は歴然としているが、往年の伝統校らしい試合を見せてほしいものである。
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※ 駒大岩見沢の全校応援です。およそ30名と寂しい光景ですが、賑やかに応援していました。
さて、私が注目する札幌日大だが点差は3対0と僅差の試合のように映るが危なげない勝利だった。釧路湖陵の投手陣、特にリリーフしたエースの石谷は札幌日大打線に的を絞らせず5回以降を無得点に抑えたことで引き締まった試合となった。夏の北大会では活躍しそうな予感がする。
一方、札幌日大は二番手エースの宮崎が先発完封した。私がエース白崎より勢いがあると見た投手である。今日も前半は圧巻のピッチングだった。しかし後半は少しばてたのか危ない場面もあったが乗り切った。守備陣も支部予選の時のような二遊間の守備体型は影を潜め、修正を図ってきたようだった。
そして私が個人的に注目する選手Mは4打数1安打2三振とやや振るわなかった。しかし、ベンチの期待は相当なもののようで一死一塁でも前打者に犠打をさせてMの打撃に期待する場面があった。それは結局実らなかったが、彼が相当に期待されている証しだろう。
最後に小樽北照だが、こちらはもう横綱相撲といった感だった。この試合も点差こそ3対0とそれほど開いた試合ではなかった。この試合は函大柏陵のエース金田が高校生では珍しい完全な下手投げ投手だったこともあり、金田投手に上手く打たされ、打ちあぐねてしまった結果である。
投手陣は先発した二番手エース齋藤、救援したエース大串ともにほとんどつけ入る隙を与えず完封した。これで小樽北照は予選、本大会5試合を無失点で勝ち上がってきている。守備陣も私が見た中では最も安定している守備陣である。さすが今春甲子園で2勝したチームである。
※ 高校野球では珍しいアンダースロー金田投手のフォームを写してみました。
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さて、これで6月1日の準決勝は、《第一試合》駒大苫小牧 VS 札幌日大 《第二試合》駒大岩見沢 VS 小樽北照 となった。
試合としては第一試合が面白いだろう。駒大苫小牧の試合をまだ見ていないこともあり、どの程度のチーム力なのか全く分からない。札幌日大の試合は今シーズンになって三試合観戦しているが、私は最初にチームを見たとき北海道でトップ立てるチームだとは見ていなかった。それだけ欠点が目立ったのだが、今日の試合を見てみるとかなり欠点が修正されてきているようにも見えた。
駒大苫小牧に往年の強さが復活してきているのか。新興札幌日大が勢い良く制するのか、注目の一戦である。
他方、第二試合はよほどのことがないかぎり小樽北照の勝利は動かないのでは、と私は予想する。
さあ、明日一日休んで1日(土)は4強の対決である。この対決も凝視したいと思っている。