田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌日大高校野球部

2013-05-15 23:36:48 | スポーツ & スポーツ観戦
 あるちょっとしたキッカケから札幌日大高校の野球部に注目している。昨日、その日大高校の試合を観戦した。なかなか可能性に富んだチームと私は見たのですが…。 

          
          ※ 私が注目する札幌日大選手Mのバッティングフォームです。

 あるキッカケとは一人の選手に関心を抱いたことが始まりだった。しかし、その理由は他人が聞くとまったくつまらないことなので、ここでは秘密にしておくことにしたい。

 ある選手とは、札幌日大高校野球部に数多くいる選手の中から2年生にして3番を務める選手である。(ここでは選手Mとしておこう)
 Mは身長が187㎝もあり、ややスリムな体つきながら堂々たる体格を誇る。これまで彼を実際に見たことはなかったが、野球部HPからうかがうには練習試合において長打を連発し、文字どおりチームの中心選手のようである。
 練習試合などの結果を見ると、チーム自体も相当の強豪チームのようである。

          
          ※ 札幌日大のスターティングメンバーです。

       
 昨日14日、彼らの2回戦が円山球場で行われることを知って駆け付け、初めて札幌日大の野球を観戦した。相手は尚志学園高校だった。
 Mに注目すると、チームの中でも最長身の彼は目立つ、すぐにMと分かった。守備練習ではレフトに入っていた。Mは「三番レフト」である。
 初回さっそく三番打者のMに打順が回ってきたが、初球をいきなりライナー性のヒットをレフト前に放った。
 その後Mは、四球、三ゴロ、三振、遊飛とけっして満足できる結果ではなかったが、打席における雰囲気は十分に可能性を感じさせるものだった。

          
          ※ ベンチ入りできなかった部員が応援団として声援をおくります。

          
 試合は尚志学が3回に放った満塁本塁打をキッカケに終始リードする展開だったが、最後の最後に札幌日大が8対7の逆転サヨナラで勝利する展開で、観ている者には面白い試合だった。

 しかし、札幌日大サイドから観た試合としては感心できるものではなかった。尚志学園の放ったヒットは実に16本である。(対する日大は8本)投手陣が打たれ過ぎである。尚志学園の拙攻に助けられたとはいえ敗戦必至の試合展開だった。
 私が視るには、この試合の先発宮崎、そしてエース白崎と魅力いっぱいの投手陣である。なんとかこの後立て直ってもらいたいものである。

          
          ※ 選手Mがボールにアジャストする瞬間です。この時はボールの下を叩いて遊飛に終わった。          

 私の見立てでは、現在の札幌日大のチーム力はなんとか全道レベルのチームかな?という感じである。投・攻・守 全てにおいてレベルアップしないことには甲子園を望むのは大変かな、といった感じである。
 ただ、高校生レベルでは進化のスピードも著しいので今後の可能性はおおいにあるとも云える。

 明日、札幌日大は春の全道大会出場を懸けた決勝戦である。対戦相手は東海大四高校である。いい試合になりそうだ。観戦するのを楽しみにしている。
 選手M、松田進吾選手の活躍も楽しみにして…。