田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぐるりウォーキング 3

2013-05-03 23:58:59 | 札幌ウォーク & Other Walk
「大通公園からぐるり!」コース(SGW × 4 = 1600m)

 大通公園はこの時期いつもの年だとたくさんの市民で賑わうのだが、低温に見舞われたこの日は人影も少なかった。春の装いを施した大通公園だったが、その装いが寒さにふるえているようだった…。 

      
     ※ 私が歩いた「大通公園からぐるり!」コースのマップである。ちょうど正方形の形にコースだった。        

 「大通公園からぐるり!」コースのコース概要を説明すると、[大通公園4丁目]→[大通公園7丁目]→[北海道庁]→[日本生命ビル]→[駅前通]→[大通公園4丁目]というコースである。いわば札幌の都心をぐるりと巡るコースである。

          
          ※ 大通4丁目に立つと札幌のランドマークともいえるテレビ塔が間近に見えます。
 
 大通公園の4丁目のところに立つと、花壇が整美されていたり、噴水が上がっていたり、トウキビワゴンが開店したりと、すっかり春の装いをした大通公園だったが、寒さのためか行き交う人も数少なく寂しい感じだった。この日の最高気温は8.7℃ということで、春はまだ先のような寒さだった。

          

          

          
          ※ 花も、噴水も、トウキビワゴンも寒さに震えているようです。

 大通公園の4丁目から西へ、5丁目、6丁目とウォークしたが立ち止まって憩うような人はなく、急ぎ足で通り過ぎる人ばかり。夏用に整備されたベンチにも人影はなく、公園の立木たちも春の気配を感じさせてはくれなかった。

          
          ※ 夏には座るところがないくらい混み合うベンチもご覧のとおりです。

          
          ※ 公園内の木々も遠くからは若芽も出していないように見えます。

 6丁目から7丁目に移るころだったろうか、遠くから太鼓の音が聞こえてきた。「何だろう?何だろう?」と思いながら足を速めたのだが、8丁目の広場で数人の人たちが小太鼓を叩き続けていて、何かの集会の準備をしていた。デモのための用意だったのかもしれない。

          
          ※ 詳しくは分かりませんが、身障者を支援する団体だったようです。

 7丁目から南に進路を変えていくと、やがて左手にSTV放送会館が見えてきた。そしてその先には私が5年間お世話になったかでる2・7のビルも視野に入ってきた。

          

          
          ※ 手前がかでる2・7ビル、後ろが北海道警察本部ビルです。

 かでる2・7のビルの向かいが北大植物園である。入口のところには観光客らしい人影も見えたが、寒さもあってか入ろうかどうか迷っているようだった。

          
          ※ 北大植物園の前門のところにも人影は少なく…。

 コースは北大植物園の途中から右に折れ、東に進路を取る。
 すると、視界には道庁別館、そして北海道庁、奥には赤れんが庁舎(旧北海道庁)が次々と見えてくる。いわば一帯は官庁街といったところか?

          

          

 北海道庁の池を挟んで向こう側には地上23階約100mの高さを誇る日本生命ビルが聳え立っている。
 その日生ビルの角を曲がると駅前通りである。駅前通りを南下するとスタートした大通公園に至る。大通公園4丁目の一方の角には石屋製菓や秋田銀行が入る「大通西4ビル」が新装なってオープンが間近だと聞いている。

          

          
          ※ 駅前通りはご覧のとおり、人の流れはチ・カ・ホに流れています。

          
          ※ ちょっとおしゃれな外観を施した「大通西4ビル」のオープンが待たれます。

 こうしてレポートをしていて、私自身が楽しんでいないことに気付く。それは私がこのコースを歩いて新たな発見だとか、気付きがほとんどないことによる。つまり私にとってはもはや一帯は当たり前の光景なってしまっているのだ。
 新たな気持ちで仔細に見回すことによって、きっとさまざまな新たな気付きがあるのだろうと思うのだが、私はそうした感性は持ち合わせていないようだ。
 本稿を読んでいただいている皆さんには申し訳ありませんが、そうした部分も私の一側面と理解していただければ幸いです。