北大の全学企画の公開講座「2030年へのシナリオ」を受講している。7月1日から始まった講座は現在その半ばを過ぎたところである。各分野の専門家が語る近未来のシナリオについて数回に分けてレポートする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/c4/7d66db85da79441ec82e95866c9c2be7.png)
札幌学院大のコミュニティカレッジと並行するように7月は北大の公開講座も受講していた。(まだ講座は続いているのだか)専門的な話のため十分に理解できていないところもあるのだが、知的好奇心をおおいにくすぐられている。講座の前半についてレポートしてみたい。
まずその講座の内容であるが、日程・講師と共に紹介したい。
◇第1回 7月01日(月) 「グローバリゼーションと教育の内容」
教育学研究院教授 小内 透 氏
◇第2回 7月04日(木) 「エネルギーと人類の関わり~これまで、そしてこれから~」
理学研究院准教授 野嵜 龍介 氏
以上が全8回シリーズの前半2回の講義のテーマである。
第1回の開講日は私にとって富士山登山の日だったので、妻に代理出席してもらったために詳しくは報告できない。話の内容は、教育の世界規模での標準化が進むのではないかと予測されたようだ。私にとっては興味ある内容だっただけに話を聞けなかったのが残念であった。
第2回の「エネルギーと人類の関わり」は物理学的にエネルギーを解説することに多くの時間が割かれた。
それによるとエネルギーとして①水の運動エネルギー、②石炭、③石油の燃焼エネルギー、④核分裂によるエネルギー、⑤質量消滅による究極のエネルギーの5種が提示された。
そして各エネルギーの仕事率が示されたが、運動エネルギーや燃焼エネルギーに比べて核分裂や質量消滅のエネルギーがけた違いに大きな仕事をすることが示された。
ただし、質量消滅については理論的な計算にもとづいた数字であり、現実のものではない。
さらに核分裂については、その仕事量の大きさが魅力なのに対して、危険性が十分に除去されていないことから国論が二分していることはご承知のとおりである。
講師の野嵜氏はこのように紹介した上で、今後については再生可能エネルギーの利用の進展と新しいエネルギー源の発明や開発がされる可能性を指摘した上で、当面の課題は省エネルギー技術をさらに進展させることだと結んだ。
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札幌学院大のコミュニティカレッジと並行するように7月は北大の公開講座も受講していた。(まだ講座は続いているのだか)専門的な話のため十分に理解できていないところもあるのだが、知的好奇心をおおいにくすぐられている。講座の前半についてレポートしてみたい。
まずその講座の内容であるが、日程・講師と共に紹介したい。
◇第1回 7月01日(月) 「グローバリゼーションと教育の内容」
教育学研究院教授 小内 透 氏
◇第2回 7月04日(木) 「エネルギーと人類の関わり~これまで、そしてこれから~」
理学研究院准教授 野嵜 龍介 氏
以上が全8回シリーズの前半2回の講義のテーマである。
第1回の開講日は私にとって富士山登山の日だったので、妻に代理出席してもらったために詳しくは報告できない。話の内容は、教育の世界規模での標準化が進むのではないかと予測されたようだ。私にとっては興味ある内容だっただけに話を聞けなかったのが残念であった。
第2回の「エネルギーと人類の関わり」は物理学的にエネルギーを解説することに多くの時間が割かれた。
それによるとエネルギーとして①水の運動エネルギー、②石炭、③石油の燃焼エネルギー、④核分裂によるエネルギー、⑤質量消滅による究極のエネルギーの5種が提示された。
そして各エネルギーの仕事率が示されたが、運動エネルギーや燃焼エネルギーに比べて核分裂や質量消滅のエネルギーがけた違いに大きな仕事をすることが示された。
ただし、質量消滅については理論的な計算にもとづいた数字であり、現実のものではない。
さらに核分裂については、その仕事量の大きさが魅力なのに対して、危険性が十分に除去されていないことから国論が二分していることはご承知のとおりである。
講師の野嵜氏はこのように紹介した上で、今後については再生可能エネルギーの利用の進展と新しいエネルギー源の発明や開発がされる可能性を指摘した上で、当面の課題は省エネルギー技術をさらに進展させることだと結んだ。