なぁ~んていうほど大げさなものではないが、過日「学士」という称号をいただいた。それは道民カレッジにおいて100単位を取得したことによって与えられる称号(というほどのものでもないが…)なのである。
北海道生涯学習協会という北海道教育委員会から委託を受けた財団法人がある。
この生涯学習協会が行っている事業の一つが「道民カレッジ」である。
道民カレッジは、生涯学習協会が主催する講座はもちろんであるが、北海道内で行われている各種の講座や教室と連携して道民の学びを奨励している。
カレッジ生が主催や連携の講座・教室に参加すると単位が付与される仕組みになっている。その単位は、基本的に受講時間1時間に付き1単位が与えられる。
したがって、私の場合もこれまでに受講した時間が100時間を数えたということになる。ただ単純に100時間受講すれば良いのというものではなく、多少細かな規定もあるがそれについての説明は省略する。
このほどその「学士」の認定証が我が家に郵送されてきた。
称号には「学士」以外に、200単位で「修士」、300単位で「博士」という称号が与えられことになっている。(それ以上は1,000単位ごとに学長奨励賞が授与されるようである)
私が主に取得している講座は、札幌学院大学のコミュニティカレッジ、北大が行う各種の公開講座、北大博物館の土曜セミナーなどが多い。中には野幌森林公園で開催される自然散歩講座、フットパス講座などという座学以外の講座もある。
私はこの道民カレッジの単位を取得することにそれほどこだわっているわけではなく、「まあ、励みになればいいかな」程度に考えているのだが、中には相当熱心に取り組んでおられる方もいるようだ。道民カレッジのHPを見ると、300単位などは言うに及ばず、1,000単位、2,000単位と取得した方がザラにいるようだ。最高取得者はなぁ~んと6,000単位を超えているという。どこの世界にも凄い人はいるものである。
※ カレッジ手帳は称号によって色分けされている。初めは白色からスタートし、「学士」が桃色、「修士」が緑色、「博士」が青色だそうです。
これからも単位取得にこだわるのではなく、道民カレッジとの連携講座であるか否かは考えずに自分の興味関心の赴くままに講演や講座を受講していきたいと考えている。
その結果としてもし単位が付いてくる講演・講座であれば単位をいただくというスタンスでいたいと思っている。
こんな調子では「博士」なんて何時のことでしょうかね…。