深川市街地散策ルート
深川市のルートづくりの上手さは、大正緑道、石狩川堤防という自然いっぱいのところだけではなく、途中にJR深川駅をはじめ深川市内の中心街をルートに織り込んだところにある。地の利を生かしたルートづくりといえるだろう。
「生きがい文化センター」を後にした私は住宅街を通って、ルートの西端にあたる「グリーンパーク21」を目ざした。途中、マップに「変形交差点」という記載が気になったが、なるほど普通の交差点とは異なり少し歪んだ(?)十字路だった。
※ それほど珍しい標識ではないのかもしれないが、形がおもしろい。
「グリーンパーク21」は、池や水路を配した水の公園という趣きだった。雨模様ということもあり園内は閑散としていたが、暑い日が続いた8月はたくさんの家族連れが訪れたと思われる。
※ いかにもグリーンパークといった雰囲気を醸し出している園内です。
ルートは「グリーンパーク21」から石狩川堤防に導かれる。堤防に上がったとたんに広々とした河川敷に各種のスポーツグランドが広がっているのが目に飛び込んだ。
考えてみると、深川市は旭川市よりは石狩川下流に位置するのだから川幅も広く、河川敷もそれに伴って広いからこそ、このようなたくさんのグランド造成が可能なのだろう。
※ これも豊平川河川敷などでも見られますが、堤防の斜面を利用した観覧席風の階段がいいですね。
堤防を歩くのは、遠くまで見渡せることもあり心地良いウォークである。ただ、河川敷が広い分石狩川の川面を見ることができない。その石狩川に堰が造られていて川面が望めたところでルートは一度堤防を離れ、深川市街地に向かう。ちょうど「深川東高校」を過ぎ「花園公園」のところで堤防を下りた。
※ 堤防上から見えた深川東高校の校舎とグランドです。
※ 写真の深川橋の近くまで来たとき、石狩川の川面を見ることができました。
※ 花園公園内にあった「花園神社」の小さな祠です。
堤防を降りた後、一路「JR深川駅」を目ざす。街中に出たはずなのにあまり活気が感じられないところが寂しい。最近の北海道の地方都市の特徴なのだろうか?
「JR深川駅」は函館本線の中核駅、あるいは留萌本線の始発駅としてそれなりの規模をもった駅舎だった。
※ JR深川駅の駅舎です。
ルートは米と蕎麦の産地である深川のご当地メニュー「深川そばめし」が味わえるという「和風レストラン『ふじ屋』」に導かれるが、昼食を終えたばかりの私には無縁だった。そこからはなんと深川の夜の歓楽街の中を通るルートだったが、昼の歓楽街はご多分に漏れず気の抜けたビールのようなものである。
※ 深川名物(?)「深川そばめし」を提供するという「ふじ屋」の店舗です。
ルートは再び石狩川堤防に戻る。「深川橋」から上流にあたる河川敷はグランドもあるが、むしろ公園化した広場が広がっていた。しかし、ここも雨模様とあって人の姿が見えなかったのが残念だった。
※ この河川敷にある陸上競技場はあまり利用されていないようでした。
堤防上を淡々と進む。やがてルートは石狩川を離れるのだが堤防状の道は続く。そして「深川市運動公園」に導かれた。
この運動公園が素晴らしいものだった。まず陸上競技場である。中では高校生の陸上部の生徒たちが練習していた。その競技場の周りがウッドチップを敷いたジョギングコースとなっていて、何人もの若者がジョギングに励んでいた。
隣の野球場がまた素晴らしい。遠くから外観を見ただけだが、プロ野球も可能(?)ではと思える電光掲示板を備えていた。今はこうした地方都市の球場でも選手名が表示できる装置を備えたところが多いのだろうか?公園内にはテニスコートも完備していたように記憶している。そして陸上競技場にも、野球場にも、もちろんテニスコートにも夜間照明が完備していたことも私を驚かせた。
※ 左側がウッドチップを敷いたジョギングコース、右側はアスファルト舗装の歩道です。
※ 立派な電光掲示板が目につきました。利用度はどれくらいなんでしょうね?
そして、「深川市総合体育館」が建つゴールの駐車場に着いたのはスタートしてから2時間50分後の15時30分だった。
歩き終えて、何度も強調するようだが深川市のフットパスルート「深川市街地散策ルート」は私にとってかなりお気に入りのフットパスルートとして記憶されることになるだろう。
《フットパス実施日 ’13/08/17 距離約12.7㎞》
深川市のルートづくりの上手さは、大正緑道、石狩川堤防という自然いっぱいのところだけではなく、途中にJR深川駅をはじめ深川市内の中心街をルートに織り込んだところにある。地の利を生かしたルートづくりといえるだろう。
「生きがい文化センター」を後にした私は住宅街を通って、ルートの西端にあたる「グリーンパーク21」を目ざした。途中、マップに「変形交差点」という記載が気になったが、なるほど普通の交差点とは異なり少し歪んだ(?)十字路だった。
※ それほど珍しい標識ではないのかもしれないが、形がおもしろい。
「グリーンパーク21」は、池や水路を配した水の公園という趣きだった。雨模様ということもあり園内は閑散としていたが、暑い日が続いた8月はたくさんの家族連れが訪れたと思われる。
※ いかにもグリーンパークといった雰囲気を醸し出している園内です。
ルートは「グリーンパーク21」から石狩川堤防に導かれる。堤防に上がったとたんに広々とした河川敷に各種のスポーツグランドが広がっているのが目に飛び込んだ。
考えてみると、深川市は旭川市よりは石狩川下流に位置するのだから川幅も広く、河川敷もそれに伴って広いからこそ、このようなたくさんのグランド造成が可能なのだろう。
※ これも豊平川河川敷などでも見られますが、堤防の斜面を利用した観覧席風の階段がいいですね。
堤防を歩くのは、遠くまで見渡せることもあり心地良いウォークである。ただ、河川敷が広い分石狩川の川面を見ることができない。その石狩川に堰が造られていて川面が望めたところでルートは一度堤防を離れ、深川市街地に向かう。ちょうど「深川東高校」を過ぎ「花園公園」のところで堤防を下りた。
※ 堤防上から見えた深川東高校の校舎とグランドです。
※ 写真の深川橋の近くまで来たとき、石狩川の川面を見ることができました。
※ 花園公園内にあった「花園神社」の小さな祠です。
堤防を降りた後、一路「JR深川駅」を目ざす。街中に出たはずなのにあまり活気が感じられないところが寂しい。最近の北海道の地方都市の特徴なのだろうか?
「JR深川駅」は函館本線の中核駅、あるいは留萌本線の始発駅としてそれなりの規模をもった駅舎だった。
※ JR深川駅の駅舎です。
ルートは米と蕎麦の産地である深川のご当地メニュー「深川そばめし」が味わえるという「和風レストラン『ふじ屋』」に導かれるが、昼食を終えたばかりの私には無縁だった。そこからはなんと深川の夜の歓楽街の中を通るルートだったが、昼の歓楽街はご多分に漏れず気の抜けたビールのようなものである。
※ 深川名物(?)「深川そばめし」を提供するという「ふじ屋」の店舗です。
ルートは再び石狩川堤防に戻る。「深川橋」から上流にあたる河川敷はグランドもあるが、むしろ公園化した広場が広がっていた。しかし、ここも雨模様とあって人の姿が見えなかったのが残念だった。
※ この河川敷にある陸上競技場はあまり利用されていないようでした。
堤防上を淡々と進む。やがてルートは石狩川を離れるのだが堤防状の道は続く。そして「深川市運動公園」に導かれた。
この運動公園が素晴らしいものだった。まず陸上競技場である。中では高校生の陸上部の生徒たちが練習していた。その競技場の周りがウッドチップを敷いたジョギングコースとなっていて、何人もの若者がジョギングに励んでいた。
隣の野球場がまた素晴らしい。遠くから外観を見ただけだが、プロ野球も可能(?)ではと思える電光掲示板を備えていた。今はこうした地方都市の球場でも選手名が表示できる装置を備えたところが多いのだろうか?公園内にはテニスコートも完備していたように記憶している。そして陸上競技場にも、野球場にも、もちろんテニスコートにも夜間照明が完備していたことも私を驚かせた。
※ 左側がウッドチップを敷いたジョギングコース、右側はアスファルト舗装の歩道です。
※ 立派な電光掲示板が目につきました。利用度はどれくらいなんでしょうね?
そして、「深川市総合体育館」が建つゴールの駐車場に着いたのはスタートしてから2時間50分後の15時30分だった。
歩き終えて、何度も強調するようだが深川市のフットパスルート「深川市街地散策ルート」は私にとってかなりお気に入りのフットパスルートとして記憶されることになるだろう。
《フットパス実施日 ’13/08/17 距離約12.7㎞》