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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

古神札焼納祭(どんと焼き)

2014-01-14 22:27:56 | その他

 家内安全、商売繁盛、無病息災、受験合格、はては選挙当選、…etc. 人々のさまざまな願いを見護ってくれた神札や御守を神火によって焼納する祭(どんと焼き)が行われたので、私も焼納する品を持ち出かけました。

          

 今日1月14日は北海道神宮の「どんと焼き」の日であることを、いつも拙ブログにコメントをいただく出ちゃっ太氏のブログで知った。我が家にも少々焼納しなければならない品があったので、北海道神宮まで歩いて出かけました。

                    

 北海道神宮は初詣ほどの人出ではなかったものの、たくさんの人たちが手に手に焼納する品を持ち、どんと焼きが行われているところに集まっていました。
 我が家で焼納するのは、注連縄のような立派なものではなく、正月の室内飾りやまゆ玉、そして私が初詣の時に持ち帰ったお御籤などでした。

          
   ※ こうしてそれぞれに焼納品を持ち込んでいました。この方は施設の方のようで特に多かったようです。                
 
 私が神宮に着いたのは10時40分くらいだったので、すでに神主によるお祓いは終わっており、どんと焼きの火は盛んに燃え上っていました。
 円形に造られたどんと焼きの場所は直径20メートルほどでしょうか、熱風が頬を襲います。
担当の人が「自分で投げ入れてください」と指示していたので、火に近づき投げ入れようとしたのですが、熱風ために躊躇するほどでした。

          
          ※ 焼納品を火の中に投げ入れた後、このようにお祈りする姿が目立ちました。

 人々が持ち寄る焼納品とともに、担当の人たちが大量の注連縄などを投げ込みます。いったい何時集まった品なのでしょうか? さすがに札幌です、その量が違います。
 熱風の中でより良く燃やすために、消防士が着るような防熱服(っていうの?)を着込んだ人が火床を調整していました。

          
          ※ 火に近付いてより燃えやすい状態を作るためこうした防熱服を着た人がお世話していました。

 次から次へとやってくる人たちが火の中に焼納品を投げ入れ、真摯にお祈りしている姿を見て、伝統的な日本の良さを感じた私であった…。