田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

初スノーシュー in 白川市民の森(青山) 後編

2014-01-09 21:43:28 | スノーシュートレック & スノーハイク
 今回のスノーシューでの楽しみの一つは雪上で食事をすることでした。コンロを背負い、お湯を作ってカップ麺を食べ、熱いコーヒーを雪の上で味わいたいと思っていました。そのため私は少し脇道に逸れたのでした。 

 P7、P8と穏やかな斜面、踏み跡が固まったコースで気持ち良く進めました。(昨日のブログに掲載したマップを参照ください)
ところがP8から、P21、P20にかけては山頂の徐々に近づきつつあったこともあり斜度がきつくなってきました。スノーシューを付けていることもあってか、負荷がかかり、私は何度も立ち止まりながら前進を続けねばならなくなりました。
 P21で12時30分、P20で12時42分を指していました。

          
          ※ ポイント21の案内板です。ここから21の方向に進みます。

 ここで私は山頂の立つ前に昼食を摂ることにしました。というのも、マップによるとP20から脇に逸れて少し行ったところに「休憩舎」があることになっていました。私はそこでお湯を沸かしカップ麺を食しようと思いました。
 再び誰も歩いた後のないバージンスノーロードです。歩くこと15分、雪の中に「休憩舎」が見えてきました。私が期待していたような風除けが付いた休憩舎ではありませんでしたが、仕方のないことです。

          
          ※ P20から「休憩舎」に向かう道は踏み跡のないバージンスノーでした。

          
          ※ 振り返ると私の歩いた跡がこうして残っていきます。

          
          ※ P20から歩き始めて15分、雪の中にポツンと休憩舎が見えました。

 さっそくコンロを出して、持参した水を注ぎ、お湯作りです。コンロはガスコンロなので風を避けるため雪を壁にしてお湯を作りました。
 熱々のお湯を注いで、雪の中で食した「魚介豚骨醤油」のカップ麺は最高でした! また、砂糖、ミルクたっぷりの甘~いコーヒーも疲れた体を甘~く癒してくれました。

          
          ※ 雪の壁を風除けにしてコンロでお湯を沸かします。

          
          ※ 「魚介豚骨醤油」のカップ麺(134円?)はどんな名店のラーメンより美味しかったぁ!

          
          ※ 砂糖、ミルクたっぷりのコーヒーも雪山では最高です!

 昼食に要した時間は約30分、再び行動を開始しました。
 P20まで戻り、P19の青山山頂を目ざします。このルートがこれまでのような山道とは違い、本格的な細い登山道です。しかも斜度もこれまでよりはるかにきついものです。雪に隠れて見えないものの、おそらく階段道ではないかと思われるほどの斜度でした。
 老化に伴い回復力が遅くなった私は、何度も何度も立ち止まりながらも上を目ざしました。
 写真は山頂直下のところです。写真ではあまり急には見えないかもしれませんが、私は手前から写真の上の部分にいたるまで実に5回も立ち止まって息を整えねばなりませんでした。(歳ですなぁ…)

          
          ※ P20からの山頂へ向けての道は急に写真のように狭い登山道でした。

          
          ※ この写真の下から上までに私は5度も立ち止まらねばなりませんでした。

 こうして行動開始から約2時間後(うち30分の昼食休憩はありますが)の13時56分に青山山頂(530.5m)に到達しました。頂上に特に表示はなく、P19の案内板が立っているだけでした。
 山頂からは豊平川を挟んで対岸にフッズスキー場、藤野マナスル、藤野富士の三つの山が並んで眺めることができました。
 その山頂に面白いものがあり、ちょっと悪戯してみました。小さな灌木に雪が被さった「雪坊主」のようなものがありました。それを何かの顔に見立てて、持参したペットボトルや帽子でデコレーションして一枚の写真を撮ってみましたが、これも雪山ならではの楽しみの一つです。
 さらに、食事を摂ったばかりで空腹ではなかったのですが、最近の私の山登りで恒例にしている温かい紅茶にパンケーキの儀式を済ませ、下山を開始したのでした。

          
          ※ わりとあっさりした青山山頂(530.5m)です。

          
          ※ 山頂から眺めた藤野の三つの山々です。

          
          ※ 左右の目の色が違うところご愛嬌です。

 下山は登ってきたルートを一部ショートカットしたこともあり約45分で登山口のところまで下りて来ることができました。
 冬山の一人歩きは危険を伴う場合があるので、そのことは十分に念頭に置きながらちょぼちょぼと楽しんでみたいな、と思っているところです。