やはり“新そば”は、香りが違う! コシが違う! 味が違う! 初めて参加した「新そば味めぐり」だったが、主催者の心のこもったおもてなしも感じられてお腹も満足、心も満足した食べ比べだった。
※ 会場のパークホール前に掲げられた「新そばまつり」の幟です。
10月24日(水)夕刻、パークホテルにおいて北海道麺類飲食生活衛生同業組合札幌支部と道新ぶんぶんクラブの共催による「新そば味めぐり」の会に初めて参加した。
聞くところによると開催は今年で10回目ということで、いわば恒例行事となっているようだが、参加希望者が多く参加するのが大変らしい。私たちは今年応募したところ幸いにも当選することができ、妻と二人で参加した。参加料金は二人で3,000円だった。
※ 会場に入るとこのようにセッティングされていました。テーブル中央にはそばを揚げたつまみ五種が用意されていました。
※ テーブル中央には確かネパール原産と聞こえた「高嶺ルビー」というそばの花が飾られていました。
会は1部と2部に分かれていたが、私たちは午後4時開始の1部を希望した。
会場のパークホールには100組200人ほどで各テーブルはもちろんいっぱいだった。
全体の構成、サービスの内容は次のとおりである。
各テーブルにはまずそばを油で揚げたつまみが用意されていた。
そして参加者には一杯の飲み物券が配布されていて、酒・焼酎の各銘柄、生ビール、ソフトドリンクが選べる仕組みになっていた。
※ 北海道内の日本酒、焼酎のメーカーが自社製品を並べてアピールしていました。
さらに参加者には主催者提供で小分けされた花かつおと醤油の小瓶がプレゼントとして置かれていたほか、(株)北ガスが協力企業ということで北ガスのノベルティ3点がプレゼントされた。
肝心の新そばの方だが、まずは新得町産(十勝)の新そばから提供された。一人前の量は0.7人分とか。コシがあってなかなか美味しかった。薬味(長ネギ、ワサビ、刻み海苔、蕎麦味噌)も十分用意されていた。
※ 最初に出された新得町産の新そばです。二人の方がお皿に移した後に撮りました。一山が一人分です。
続いて北竜町産(空知)の新そばである。このときには温かな鶏肉入りのつけ汁が提供された。こちらも十分に美味しかった。二つの産地のそばを食して、私のお腹はもう十分に満たされていた。
※ こちらは北竜町産の新そばです。五人分が一皿に盛られて配られました。
それでも続いて幌加内町産(上川)の新そばが提供された。幌加内町のそばは昨年地元の蕎麦屋さんで食した際に麺が白い更科そばだったので、今回もと思われたのだが、そうではなくて他と同じように自然な色の二八そばだった。
※ 最後に出された幌加内町産の新そばです。
最後にはそば団子入りの冷やしぜんざいがデザートとして出されて〆た。
※ デザートとして供されたそば団子入りの冷やしぜんざいです。
アルコールが入っていたこともあったのだろうか?三つの産地の甲乙を付けることなど出来るわけがなく、全てを美味しく感じながらいただくことができた。
お腹はもう大満足だった。
会場の参加者のお腹が満たされたころを見計らい、道内で活躍する落語家:笑生十八番さんが一席語ってくれた。さらには、お楽しみ抽選会も行われ(私たちは残念ながら当たらなかったが…)、全体で1時間15分の「新そば味めぐり」は終了した。
※ 余興として登場した笑生十八番さんの落語を語る様子です。
新そばの香りたっぷり、お得感たっぷり、おもてなしいっぱいの「新そば味めぐり」は素晴らしい企画である。チャンスがあれば来年も参加したいと思った。