石狩川遡行河岸トレッキングの次なるコースの攻め方が課題である。第3弾の終点とした豊幌(お茶の水排水機場)から石狩川左岸の町々は、石狩川から大きく離れてしまうのだ。苦慮した私はこのコースを一泊二日で攻めることにした。
石狩川遡行河岸トレッキングの第3日を実施してから半月以上が経過した。いろいろと予定も詰まっていたのだが、コースをどう攻略するかにも苦慮していたことがあった。
前回のゴール地点から、次に石狩川と左岸の町が近づくのは少なく見積もって60キロ以上先の奈井江町なのだ。私の足ではとても一日で行ける距離ではない。(松浦武四郎や伊能忠敬なら歩いたかな?)
私が目を付けたのは、対岸の右岸にある月形町である。ちょうど奈井江町までの中間点付近で月形大橋が架かっていて、その橋を渡るとすぐに月形町の街があることに目を付けた。ここで一泊すればなんとかこの難コースを攻略できそうだと考えたのだ。
すると、二日間連続でこのトレッキングに充てねばならない。そのために好機を伺っていたのだが、明日(8日)、明後日(9日)のスケジュールに空きがあり実施に踏み切ることにした。天候もまずまずかな?
しかし不安は大きい。それは左岸の場合、たくさんの支流が石狩川に注いでいるため、そうした支流を渡るために大きく迂回を強いられそうなのだ。
第4日目には幾春別川、旧美唄川が、第5日目には美唄川、産加美唄川、奈井江川などが石狩川に注いでいる。これらの川を迂回するためにマップ上で確認すると大きく迂回しなければならないようなのだ。するとトレッキングの距離がぐ~んと長くなってしまう。
果たして私の体力で計画通りに消化できるのか?大きな不安が付きまとう。
不安はあるが実行しないかぎり前へは進めない。
しかし、考えてみると同年代の方でフルマラソンに取り組んでいたり、四国のお遍路を何日も歩いたりしている人もいる。一日30キロそこそこで、何を不安、不安と騒ぎ立てているんだと笑われてしまいそうである。
私の場合は距離そのものより、未知の道、情報のないコースを自らの判断で前へ進むことにより意味を見出しているつもりである。
明日早朝、JRでスタート地点の石北本線「豊幌駅」へ向かう。
明日から二日間、まとまった投稿は無理なので、またライブレポを数回にわたって投稿することにしたい。時間があれば覗いて見ていただきたい。