田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

おバカな高校演劇対決2019

2019-04-01 19:05:17 | ステージ & エンターテイメント
  • ※ ブログ投稿の材料がだぶつき気味なので、本日はもう一度投稿することにしました。

 今回で確か私にとっては3度目となる「おバカな高校演劇対決」を観劇してきた。年度末に毎年開催されるこのイベントは私にとって楽しみなイベントとなってきた。若さ溢れる彼らの舞台に接することで元気をいただいたような気がしてくる。

                

 3月30日(土)午後、札幌市教育文化会館小ホールで今年も「おバカな高校演劇対決」が開催された。いただいたパンフによると、このイベントは今年で12年目だという。イベントは高校演劇にかける一人の教師の情熱によって支えられてきたらしい。その教師とは現在滝川高校の演劇部顧問を務める「にへいこういち」という教師である。今回はわずかな時間だったけれどにへい氏が舞台上で挨拶をされたので、初めてお顔を拝見することができた。

 さて、今回参加した高校は、根室高校、札幌藻岩高校、大阪精華高校、滝川高校・芦別高校連合チームの4団体だった。この中で、根室高校だけが初参加で他はこれまで何度か参加をしている高校だった。

 それぞれの演目は、

 ◇根室高校「すこーぴおん」

 ◇札幌藻岩高校「車は買いたいけどハンコが押せない」

 ◇大阪精華高校「チェーホフ、何それおいしいの?」

 ◇滝川・芦別連合チーム「レ・ミゼラブル 悲惨なのは私」

 根室高校は部員一人による独り芝居、藻岩高校は生徒による脚本での舞台、精華高校は相も変わらずのおバカさんぶりを発揮した舞台、連合チームはミュージカル仕立てと、それぞれが個性的な舞台を魅せてくれた。

 それぞれの舞台について語ることを今回は割愛するが、今回最も感動したのは滝川・芦別連合チームのミュージカル仕立ての「レ・ミゼラブル 悲惨なのは私」だった。高校生の恋愛を名作レ・ミゼラブル風の脚本(にへいこういち作)によって、立派なミュージカルになっていて完成度も高いものだった。

 根室高校30分、藻岩高校と精華高校が1時間、連合チームが1時間30分と合計4時間の舞台を堪能することができた「おバカな高校演劇対決2019」だった。すでに来年の開催も決定しているという。来年もまた楽しむことができたら、と今から楽しみである。


新元号は「令和」

2019-04-01 16:03:13 | その他

 新元号が「令和(れいわ)」に決定した。菅官房長官から発表があったときには、なぜかピンとこなかった。意外感があったからだ。しかし、時間の経過とともに「わりあいいいかも」と思い始めている。 

          

          ※ 官房長官の発表は予定より10分遅れて11時40分から始まった。

 やはりこの話題に触れないわけにはいかないだろう。メディアが大騒ぎをした新元号が本日決定した。私もメディアに踊らされて、朝からテレビにかじりついていた。発表予定とされていた11時30分より約10分遅れて菅官房長官から「新しい元号が『令和』に決定した」と発表した。発表された時には正直に言ってピンとこなかった。というのも、メディアがあれやこれやと騒がしく予想していた中には含まれていなかったからかもしれない。また「令和(れいわ)」の響きから、なんとなく固いイメージを抱いたからかもしれなかった。しかし、その出典や意味を伺ううちにそうした思いも薄れていくのを感じた。

          

          ※ 新元号の「令和」の文字を掲げる菅官房長官です。

 出典は日本最古の歌集「万葉集」の中に歌われた和歌に由来する言葉だとの説明があった。その和歌とは…、

 「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」

の中から二文字を取ったということだった。

 さらに「令和」の意味として、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味であるとの菅官房長官の言葉に「あゝ、きっとこの元号は国民に受け入れられる」との思いを強くした。

               

 今後さまざまな方面からの評論が姦しいと思うが、そのような評論も含めてきっと私たち国民の中に定着していくだろうと思う。私は「令和」の時代をどれだけ生きられるか分からないが、できれば健康で少なくともあと20年くらいは「令和」の時代を生きてみたいと思うのだが…。