豚丼は私の好物の一つである。特製の甘辛ダレがほどよく柔らかな肉の味を引き出していた。やや寂しい感じのする店内だったが、豚丼の味には満足できたお店だった。
「串カツはな」はいわゆる居酒屋なのだが、地下鉄東西線の「西11丁目駅」から直結したビルの地下1階に入居している。とても良い立地だとは思うのだが、お店のあるところが地下鉄を降りた人たちの目に入るところではなく、ドアで隔てられた飲食店街のようなところに位置していた。だから地下鉄を降りた勤務帰りの人が「ちょいと一杯」という気軽に寄れる感じとなっていないところが店としては残念なところかもしれない。
店は飲食店街(3~4店が入居?)の一番奥に位置していた。入店したのは昼時だったにもかかわらず、先客がたった二人しかいなかったのは上記のようなことがその理由の一つなのではと思われた。
この店のランパスメニューは「地養豚の豚丼」(通常価格780円)である。先客も、私の後から入店した人も全てランパス利用のお客さんだったようだ。
少し時間をおいて豚丼とみそ汁、サラダ、漬物が出された。一口含んだ豚丼はタレの甘辛度も適度で、柔らかな地養豚との相性も良く、私には満足の丼だった。
食事中にずーっと感じたことだったが、店内がとても静かだったことだ。食事をする場が静かでどこが悪いの?という反応も予想されるが、本来が居酒屋であればもう少し活気を感じられた方が相応しいのではと思うのだが…。しかし、味は良い。いつかまた訪れてみたい。
【串カツはな ウェストイレブン データー】
札幌市中央区大通西10丁目4 南大通ビルB1
電 話 011-280-9777
営業時間 ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~23:00
(ランチパスポート可能時間11:30~13:30 日曜・祝日休み)
定休日 日曜・祝日
座席数 20席(カウンター席・テーブル席)
駐車場 無
入店日 ‘19/04/01