田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

在札幌ロシア連邦総領事館拝見!

2019-04-19 18:09:41 | 札幌(圏)探訪

 粗忽者の面目躍如である。私は総領事館が主催したものと思い込んで参加したところ、実際は極東ロシアのツアーを勧める旅行会社の主催だった…。それでも普段は立ち入ることのできない総領事館の内部の一部を拝見することができた。

           

          ※ 在札幌ロシア連邦総領事館の全貌です。5階建ての立派な建物です。

 本日、4月18日(金)午後、「在札幌ロシア連邦総領事館の集い」なるものが開催されることを知って、参加を申し込んだ。実は今から10年近く前にもロシア総領事館を訪れる機会があり、そのときにはロシア音楽を聴いたり、ロシアの簡単なランチをいただいたりと、ロシアの文化を学ぶ催しだったので、今回も同様にロシアのことについて学べる機会かな?と思い参加したのだった。

          

          ※ 玄関から入ったレセプションルームに通ずる廊下です。床は大理石?

 ところが参加してみて、主催が(株)ワールド航空サービスという旅行会社だということが判明したが、時すでに遅しである。私はそのまま集いに参加する羽目となってしまった。それでも総領事の挨拶があったり、領事館スタッフが簡単な「ロシアの魅力」と題するレクチャーがあったりと、主催者もそれなりに気をきかした内容となっていた。とはいっても主な時間はワールド航空サービスが主催する極東ロシアのツアーの紹介だった。曰く「樺太を旅するサハリンの夏の旅」、曰く「夏のウラジオストック探訪の旅 4日間」といったように参加者にツアーを勧める内容だった。

          

          ※ 開会前のレセプションルームです。開会時には満席でした。

          

          ※ 「ロシアの魅力」についてレクチャーしてくれたナターリア嬢です。

 私はツアーにはほとんど興味が持てないので退屈な時間を過ごすだけだった。

 ところがそれが終わると、前回とは違い領事館内で差し障りのないところを案内するプログラムが組まれていた。そこは来館者が寛いだり、ロシアの文化を紹介する部屋だった。そして、そこに続く中庭も開放してくれた。ロシアの国の意外に開放的なところに多少驚きも感じた。(それは案内してくれた領事館スタッフのフレンドリーなところもあってのことだが)

          

          ※ レセプションルームの隣の部屋の装飾品について説明を受けているところです。

          

          ※ 総領事館の中庭です。総領事館員たちが寛ぐ空間のようです。

 最後にロシアのお菓子とドリンク(これは日本のもの)で接待していただき、最初はちょっとがっかりしたものの、「参加してよかったなぁ」という思いを残しながら総領事館を後にした。

          

          ※ 集いの最後に提供されたロシアのお菓子です。箱に入った小さな菓子がロシア風でした。

 なお、アンドレイ総領事によると昨年5月から今年の5月まで「日ロ交流年」として各種催しが開催されているとのことだった。そのキャッチフレーズは「あなたが知らない日本があります。あなたが知らないロシアがあります」ということだ。

 ここで思い出した。昨年末、ちえりあホールでロシアのジャズ界の大御所のライブを聴く機会があったが、それはまさに「日ロ交流年」事業の一環だったのだと思い返した私だった…。