鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

釣りました。

2006-10-15 22:01:55 | その他河川

 全く問題のない、文句のつけようもない、申し分のない天気。 風もなく、ほどほどに雲があって、暑すぎることもなく、絶好の釣り日和。

 親子一緒のはぜ釣り。場所は太平洋がすぐ近くの貞山掘。

 その昔、伊達政宗が藩内でとれた米を江戸に運搬するために掘り進んだ運河です。基幹の部分は建設開始から60余年で完成したのですが、最終的に石巻まで完成したのは明治に入ってからとか。

 

 はぜ釣りですが、釣り開始前の試し釣りを行ったときのことです。4.5メートルの10本組の細い渓流竿(昔のやつで、グラスファイバー製です)、ミチイト1.5号、ハリス1.0号、ハリはがまかつのはぜ8号。うき釣り。

 どのくらいの底をとればいいのか分からなかったので、はじめは1.5メートルくらいのうき下にして、餌のアオイソメをつけて投入。潮が満ちてきているためうきは北側に流される。すぐにうきがあたりを示すも、かからず。

 2回目のあたり、うきがやや大きく2回ほどピクピクと沈んだためあわせをくれてやると、大きな手ごたえ。細い渓流竿が大きくしなる。これは凄い!!超大物だ。すぐに多分ぼらか、うぐい、またはニゴイかと思いましたが、なかなか上がってこない、姿を見せない。少し手前に引き寄せたかと思うと、一気に中央に逃げていこうとする。

 大きくしなる竿を右に左に寄せたりしながらの大物との格闘。仲間も見ているので、何とか取り込みたい、子どもたちにもこんな大きな魚がいるのだということを見せて実感させたい。

 どれくらいやり取りしたか??もう嬉しくて嬉しくて、竿から伝わってくる強い引き、応えられない!!敵は右に左にまた奥にと必死に逃げようとする。そうこうするうちに何とか手前の、角ばった石が一杯入っている浅いところに持ってくることに成功。そこで網で掬ってもらう。

 ニゴイでした。軽く50cmオーバーです。

 鮎釣りをしていても何回かニゴイがかかり、格闘の末ニゴイを取り込んだことがありますが(大抵は悪戦苦闘し、引きずり回されてプッツンが多いのですが)、そのとき以上に大きいものでした。よく竿も糸ももったものです。細くて柔らかかったからでしょう。

 よもやはぜ釣りをして巨大なニゴイがかかるとは思いもよりませんでしたが、嬉しかったです、興奮しました。

 

  肝心のハゼはマハゼはほとんど釣れず、何とか言う黒っぽいハゼ?が一杯釣れましたが、まあ私としては参加者の皆さんには申し訳ないですが、5cmからせいぜい10センチのハゼはもうどうでもよかったのです。

 というか、ハゼは小さすぎるということもあるのでしょうが、合わせがこんなにも難しいとは思いませんでした。ピクピクというあたりで竿を上げても絶対に釣れません。うきにあたりがあってから5秒から10秒くらいも待たないとかかってくれません。

 ハリを飲み込めない、餌のアオイソメのハリからはみ出した部分をつついでいるためなのでしょうか??こんなにもあわせが難しかったのか・・・。完全に向こうあわせのほうが確実にハリがかりするといっても過言ではないようです。

 写真の奥の貞山堀で釣りを楽しみました。付近には乗馬コースがあります。


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