鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

花は咲く、4年2ヶ月

2015-05-11 17:37:46 | お知らせ

 仙台では、というよりは宮城県でかな、きょうより春の交通安全運動がはじまりました。

 今朝は早くに北警察署に集合して、署長は区長等の出席の下式典が行われ、その後付近の交差点で交通安全の街頭キャンペーンを行いました。 毎年同じことの繰り返しで、これでどれだけの効果があるのか、下々には大いに疑問です。 マンネリもいいところです。

 (自宅のテッセンです)

 ちょっと古くなりますが、先月の29日の朝日新聞の地方版に掲載されていた記事です。

         

 

                  (堤防の花壇の花)

                      

 何とか読めるのではないかと思いますが、こういう記事です。 NHKの復興応援ソング「花は咲く」の歌詞が、震災4年を経て1か所変わったと。

 亡くなった人の視点で語っていた 『わたしは何を残しただろう』 の3度の繰り返しのうち、最後の一回だけを、これから生きる者の視点で 『わたしは何を残すだろう』 に変更したということです。

 歌詞を変えることを考えたのは、作曲した菅野よう子さんで、『4年が経ち、自分もやっと一歩立ち上がってみようという気分になった。そこで初めて曲の最後で、何を残すだろう、と言えた。』 『東北の人が一歩前へ進む勇気に、寄り添えたらと思う』と。

 作詞者の岩井俊二さんも賛成したといいます。

 私もそうしてもらえると、何か少し助かったというか、気が軽くなるような気がします。 

 亡くなった人の思いに想像力を働かせなければならないのは、生き残ったわれわれがしなければならないことですが、亡くなった人から一歩前に進む力をもらって一緒に前に進むということはこれから必要なことだと思います。

   

                 (堤防の花壇の花)

                     

 先にこのブログでも紹介しました、「青い鯉のぼり」ですが、9日だったかなテレビを見ていたら 伊藤健人 さんが言っていました。

 青い鯉のぼりを立てたところは、亡くなった人を悼む場所から、幸福が生まれる場所に変わってきていると。 

 やはりこのことも亡くなった人と一緒に前に進みましょうという呼びかけに他ならないのではないでしょうか。 亡くなった人の思いをきちんと自分のものとして継承したうえで生きていきましょうということでしょう。

 

 今改めて思います、いとうせいこうさんの「想像ラジオ」です。 みなさんはお読みになりましたか。 

 これだけは是非とも読んでいただきたいと改めて思います。 亡くなった人への思いを想像する、想像しなければならない、想像してともに生きていくことが必要だとお思いのみなさんは是非とも購入してじっくり読んで欲しいと思います。 11日はこの「想像ラジオ」を読む日と決めてもいいとさえ思っています。

  

                         

 毎度毎度の写真ですが、左下に映っているのは近くの保育園の子どもたちです。本当の?ちびっこたちです。 

 

 元気です。精一杯遊び、時に泣いています。 自然の懐に抱かれながら。 この子たちが健やかに成長するように願うばかりです。

                 

 

      花は 花は 花は咲く      花は 花は 花は咲く

      いつか生まれる君に       いつか生まれる君に    

      花は 花は 花は咲く      花は 花は 花は咲く

      わたしは何を残しただろう   わたしは何を残すだろう


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