鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

風が強いです!

2015-05-21 14:27:59 | 思いつくまま

 午前中は雲が多くそれなりの天気だったのですが、午後からは陽が差したりするものの、風が強くなってきました。 四六時中吹いているというものでもないのですが、時折思い出したかのように吹き付けてきます。

 

                        

  

 広瀬川の分流にはまだいました、カモが。 まさかもういないだろうという気持ちで、分流の芝まで下りていくと、そういう時に限ってかもが下流に逃げ出していくのです。不覚です。

        

 写真では右隅のカモの姿も見えます。相手から見えないように高い草に隠れながら近付いて行ったものです。 そのときどうも2羽以上の鳥の姿が見えたように感じました。大人のカモの間に小さな生き物がいたように感じたのです。

 でも残念ながらうまく写真は撮れませんでした。そのうちに下の写真のような右岸側の木がせり出して、隠れるのにちょうどいいようなところにいったん入ってしまいました。

 

 その後1羽が出てきて、周りを警戒しながら右岸を下流に下って行きます。

                 

 下の写真のように振り向いたりもしているのです。 これは夫婦を、家族を守ろうとしているのではないかと思いました。 さきにオス(多分)がでて、周囲を見張りながら安全を確かめているかのようでした。

 

 しばらくしてから一羽のカモが出てきました。 これはメス(多分)かと勝手に想像しています。 そうすると子どもらしき小さな鳥は一体どうするのか? 多分今のままでは一緒に飛び出して逃げるわけにはいかない。親鳥と一緒に飛べるようにはまだなっていないのではないか。 

               

 想像するに、多分親鳥が先に逃げ出して、敵の目を欺く。こどものカモから目を逸らすように仕向ける。 いったん親鳥だけ逃げたかのように見せかけて、子どもを守ろうとしているのかなと思った次第です。 親鳥をびっくりさせて飛びだたせるようなことはしませんでした。

 

 多分子どもはこの木陰に隠れているのではないかと思います。勘違いでなければ。 あしたからはもっと慎重に分流に下りていかなければいけないと思っています。

      

 そして国会では戦争法案の強風が吹き荒れようとしています。

 きのうの党首討論、見ましたか? 聞きましたか? 長州の独裁者の面目躍如というところでしょうか? 記者会見等で言ったことの繰り返し、質問にまともに答えない、答えられないからどうするか? そうです、出ました安倍メソッド、詭弁・強弁・はぐらかし・誑かし。

 常々何か問題があると”懇切丁寧に説明していく”なんて言っているくせに、いままで何一つとしてそのような対応をしたことがない。 誠実さのかけらもない、全くの無責任な言動。 

 それはいまさらいうようなことでもないのですが、アメリカに対してはまさに貢ぐものを恭しく差し出すことはあっても、自国民に対してはまさに愚民政策、自国民を大切にしてはいない。アメリカ国民を守るために、大和民族の血を流そうというのですから当然の帰結ですか。

 岡田投手ならぬ党首の質問にこうも応えています。 「日本の意思に反して戦闘活動に巻き込まれるいくことはない」 バカか! 「戦闘起きたら中止か撤退」だと? それこそ物笑いの種ではないか。 それなら金を出して笑うものには笑わしておけばいい。 

 後方支援で戦場に行ったら、いつなんどきどんなことが起きるか分かったものではないはず。 日本は銃を向けないなんて言ったって、戦場でそんな理屈が成立するか。 相手から見たらアメリカと一心同体とみなされる。 

 そしてついに自衛隊員に戦死者が出る。 そのことを覚悟しておけということで、この前の独裁者の発言「自衛隊員はいままででも1800人死んでいる」、今までは災害救助等での死亡だが、これからは戦死者も出るのですよ、自衛隊員になったからには覚悟してくださいということの意思表示に他ならない。 自分は戦場にはいきませんけど。

 いつまでこんな無責任な輩をのさばらせておくのですか。参考までに、以下の文章は「内田樹の研究室」の神奈川新聞への寄稿からの抜粋です。 できれば全部を読んでみてください。 〈  〉の部分は独裁者の発言です。

 〈米国の戦争に巻き込まれることは、絶対にあり得ません〉
その直前に首相は「米軍が攻撃を受けても、私たちは何もできない。本当にこれで良いのでしょうか」と言っています。では、米軍が攻撃を受けたときに、日本は何をする気なのか。まさか「祈る」とか「後方から声援を送る」とか言うことではないでしょう。「ともに戦う」以外のどういう行動がありうるのか。「戦争をすること」以外のなにをする気なのでしょう。たしかにそれなら日本がみずから進んで主体的に「戦争に参加する」ことになります。だから、これを「戦争に巻き込まれた」とは言えない、と。首相はそう強弁したいのでしょうか。

  〈平和安全法制の整備は不可欠だと確信している。例えば、海外で紛争が発生し、そこから逃れようとする日本人を、同盟国であり、能力を有する米国が救助し、わが国へ輸送しようとしているとき、日本近海で攻撃を受けるかもしれない。このような場合でも、日本自身が攻撃を受けていなければ、救出することはできない〉
去年7月に集団的自衛権行使容認の閣議決定した際もこれと同様の説明をしていました。しかし、調べてみたら、そもそも過去に紛争国から在留邦人が米軍艦船で脱出したケースは一つもありませんでした。米軍からもそのような事態は想定できないと指摘されている。こういった反証をすべて無視して、「起こり得ない事態」に対処するために法整備が必要だと首相は述べているわけです。これは「同じ嘘でも何度も繰り返すと聴く人は信じるようになる」という詐欺師の経験則を適用しているのでしょうか、それとも国民は短期記憶しかないので、去年の7月に言ったことが反証されたこともすっかり忘れていることを当てにしているのでしょうか。
その一方で、当たり前のことを例外的なことのように誇大に語ってもいます。

〈海外派兵が一般に許されないという従来からの原則も変わりません〉
これはまったく無意味な言明です。というのは、特段の理由もなく海外派兵した国など歴史上一つもないからです。すべての海外派兵は「自国の存亡にとって死活的に重要である」という大義名分から行われてきました。首相の言う「一般に許されない」というのは「特段の理由があれば許される」ということの言い換えであって、それはまさにあらゆる海外派兵に際して「一般に」使われてきた定型句に過ぎません。
言葉のごまかしが多すぎます。

 

 きょうの午前中の河原です。 きょうもちびっこたちは元気に河原にやってきました。

          

 そしたら、近くのもっと大きな保育園の子どもたちも大挙してやってくるではありませんか。

    

 河原はいま最高の状態と言っていいのかもしれません。 至るところで花は咲き、蝶は舞い、水面からはカジカガエルの爽やかな音色が、木々の上からは雀たちの賑やかなさえずりが聞こえてきます。

                        (きょうの蝶)

                    

 こういう草もいっぱい咲き出しています。

     

 しろつめくさのピントが小さい方に合っているようです。

                       

 

 堤防の傷んだクッションはこんなにきれいになりました。

       


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