鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

こけし館へ行きましたが、

2017-10-07 14:21:56 | 思いつくまま

  

                 (午前9時30分頃)

 きょうとあした、仙台ではみちのくよさこいまつりが開催されるというのに、昨夜から雨、午前中ほぼ雨降りということになりました。でも午後からは止んでくれました。 定禅寺通りでのパレードはあした行われるので、関係者はほっとしていることでしょうね。

 いつも大変だろうなあと思いながら見ているのが大きな旗振り役というか、旗を持っておる人ですね。あれはものすごい力腕力がないと持ちません。鮎竿ですら3時間もてばもうグロッキーに近いという者にはとてもとても持てません。

 ということで?蔵王連峰から降りてきたところでございます。麓には温泉がたくさんありますが、遠刈田温泉の公衆浴場に入ることにしました。 その名を聞いて驚くなかれ、何となんとナントその名も”神の湯”であらさせるぞ。 入浴料350円でしたか。

          

 大きな木造つくりの温泉です。湯につかりながら上を見ると、大きな梁が何本も走っています。そしてその上に柱を組んで高い高い屋根を形づくっています。 お湯も温いのと熱いのと二つありました。

 温いと言っても41度から42度、熱いのでは44度から45度もあるとのこと。41度のお湯でも熱く感じました。向かって左側にはこういうものがありました。トーテンポール?

 ①  ②

 ②の上の方です。 いずれもフクロウですね。フクロウが神のようです。

 お昼にはそばを食べるつもりでしたが、まだ早いのでちょっと芸術鑑賞というか、民俗学の勉強を兼ねて伝統的な民芸品を見てみることにしました。 こけし館 です。

 

 入場料は300円だったかな。安いです。その料金で5000個ものこけしを見ることができます。まあ平日ということもあるのでしょうが、入館者はきわめて少なかったです。この付近へおいでの際は、是非ともお立ち寄りください。

 中に入って第一に思ったことは何だと思いますか?実に馬鹿らしいことかもしれませんが、2011年3月11日午後ののこけし館はどうだったのでしょうか?ということです。全部倒壊(壊れてはいないでしょうが)したのではないかと思うのですが。

 こけし館だし、またしてもこけしの写真が延々と続くのかとお思いのことと存じますが、きょうはそうではございません。 写真は撮ってもOKということでした。

   達磨(だるま)さんです。 

    

 だるまさんも一杯展示されていて、作者によりそれぞれの表情というか、顔つきが微妙に食い違います。

   

                  お父さんみたい。

    

 木目を利用しただるまさんもいいものですね、味があります。

        

 農作業中乳幼児をわらで作った桶に入れていたことを表現しているのでしょうか?

  

                      これは仙人?

 毎度毎度の広瀬川分流です。雨のため少し増水しています。

                  

 『今回の解散は、ある意味首相らしいとも言える。首相はそもそも様々なことに対し、もう国民を納得させる必要をそれほど感じていないように見える。本当の説明をせず、押し通すことに、もう「慣れて」しまってるように見える。これはとても危険なことだ。』

 

 『「こんな人達に負けるわけにはいかないんです」と言ったあの言葉が浮かぶ。一国のトップである首相が、国民の間に線を引いた瞬間だった。「こんな人達」はつまり「敵」として線を引いてるので、そもそも説明する必要を感じていない。どの層に対しても、そうなってしまっているのではないか。今回の解散も、その延長にあると僕は思う。』

                   

 『国会を見ていると、事実より隠蔽の、説明より突破の、共生より排他の強引な政治のように感じる。そしてそれらを、論というよりは感情によって支える人達が様々に擁護していく。』

  

 『選挙の先にあるのは何だろう。現政権が勝利すれば、私達はこれまでの政権の全ての政治手法を認めたことになる。政権は何でもできるようになる。あれほどのことをしても、倒れなかった政権ならすさまじい。』

       

 『感情的に支持する人はより感情的になり攻撃性も増し、本当の説明は不要だから、発展途上国の独裁政権のように腐敗することも理論上可能となる。「私は悪いことをしている」と公言する独裁者はいない。いい加減な説明をし、国民は納得していないのに権力に居続けるのが典型的な独裁政権だからだ。』

 

 『北朝鮮との対立を煽られるだけ煽られた結果の、憎しみに目の色を変えた人々の沸騰は見たくない。人間は「善」の殻に覆われる時、躊躇なく内面の攻撃性を開放することは覚えておいた方がいい。』

 

 『この選挙は、日本の決定的な岐路になる。歴史には後戻りの効かなくなるポイントがあると言われるが、恐らく、それは今だと僕は思っている。』

 

 以上の引用は6日の朝日新聞への作家の中村文則氏の寄稿から引用させていただきました。


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