暑さ、夏の本格的な暑さというものはこういうものをいうのですか?暑いです。暑いのが好きな私でもさすがに暑い。正直に認めます。きょうの最高気温は34.3度です。きのうとほとんど変わらない感じとなりました。朝5時で27.3度でした。
今になってよかったな(!?)と思っているのは、去年の夏の後半我が家にもクーラーを設置したことです。
1階と二階とに2台設置しました。去年はとうとううちの奥様の主張に負けてしまったというか、暑い夜でも毎日アイロンをかけてくれる、汗をかきかき、汗をふきふきアイロンをかける姿に負けました。
それまでは絶対に我が家では自然空調で行くと頑張っていたのですがね。夜になれば外から入ってくる風は結構涼しいし、扇風機がいっぱいあれば何とかしのげるだろうと思っていたのですが、とうとう私の方が挫折してしまいました。
そういうわけで、目下のところ我が家ではクーラーと扇風機を併用して使っています。コロナ禍があるし、体温が上昇して、どこかで検温されて37度以上の体温があったりしたらヤバいですからね。コロナに感染している、となったらもうあからさまな差別攻撃が待っているでしょうから。いやな世の中です。
いやな世の中といえば、やっぱりなということでしょうか、厚労省は広島県や広島市に圧力をかけて「黒い雨訴訟」の地裁判決を不服として控訴することになりました。これが国の国民に対する態度です。国民救済なんかどうでもいいのです。国の考えに沿わないことが許せないわけです。
75年前に降った黒い雨が、強かったか弱かったかどこで線引きできるのですか、またそれによってその後の後遺症に対する影響力が異なるなんてどうやって証明できるのですか。それが科学的知見とかいうやつですか。信じられません。
「原稿をただ読むだけの”橋渡し”」「何時何処で何をしたやら橋渡し」「安倍総理YOUは何しに被爆地へ」とまで揶揄された独裁者はきょうこう述べているようです。
msnニュースで読んだ「産経新聞 2020/08/12」からです。
『 安倍晋三首相は12日、広島地裁が広島市への原爆投下に伴う「黒い雨」を浴びた原告全員を被爆者と認定するよう命じた訴訟で、広島県などが控訴したことについて「広島地裁の判決内容は、これまでの最高裁判決と異なる」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相はまた、国の援護対象区域外で黒い雨を浴びた人たちの救済策について「広島県、広島市の要望も踏まえ、厚生労働省で『黒い雨地域』の拡大も視野に入れ、検証することにした」と語った。その上で「被爆という筆舌に尽くしがたい経験をされた皆さまに対する支援策にしっかりと取り組む」と強調した。』
また出ました、口先男。「要望も踏まえ」「拡大も視野に入れ」「検証する」「しっかりと取り組む」 口先だけ、言うだけはタダですから。”いつまで” とか ”早急に” とかいう言葉はないようです。またしても、原告の被爆者が高齢で亡くなっていくことを心では望んでいるのでしょうね。
「被爆という筆舌に尽くしがたい経験をされた皆さま」に対する、人生の苦労された先輩方に対する尊敬の念があれば、また本当に「筆舌に尽くしがたい経験」と心から述べ、それを豊かな想像力で補うことができるようなニンゲンであれば、心底から相手の身になることができるニンゲンであれば、このような仕打ちはできないでしょう。
ヒロシマとナガサキの平和祈念式典に出席して、あいさつをし、その後に被爆者団体と短時間ではあれ会っているのです。その直後のこのむごい仕打ち。まさに卑怯者の、鉄面皮の、だからこそいかにも政治家らしいニンゲンの仕業としか思えません。
昨夜下水から放水したのでしょうか。排水口の下の砂地がすっかり切り取られています。ずーと見てきていると、やはり夜中に人知れず、人に知られないように?放水しているのではないかと思ってしまいますが。