今午後1時半前です。暑いですね、きょうも。なんでも午前中に高音注意報が出ているとか。午後1時までの最高気温は 32.1度 です。午前10時17分の記録です。10時の気温は30.3度でした。
暑い、暑いと言っても、いくら言っても、言ったからといっても涼しくなることなんかないのに、それでも言うんですね、愚かなニンゲンは、私のことです。 全国的に暑いのですが、それでも局地的には大雨が降ったりもしているようで、いったい何でしょうね、この天気は。
こうなれば、暑いのにもかかわらず、このブログを見てくれるみなさまに少しでも涼しさを届けられればいいなと思い、きのうの夕方の広瀬川の状況をお知らせします。 実はきのう一つの大きな決心をしまして、川へ向かいました。その前におとり鮎を買いに行きました。
今日2時間弱竿を出してみて、全く鮎が掛からなかったら、もう今年の広瀬川には見切りをつけよう、もう広瀬川に残念ですが”おさらば”しよう、と思った次第。こんなにも釣れない、鮎がいない広瀬川というのも初めての経験ではないかと思います。
ここまでくると、本当に鮎を放流したのかという原点まで疑いの目を向けてしまいますが、それなりに放流はしているようですので、それならなぜ鮎が釣れないのか?大雨で流された? 病気が流行った? カワウに食われた? 水量が少ないので深みに隠れたまま? いったい何がどうなったのでしょうか。
まあ、それは置いておくことにして、おとり鮎を買ってきまして、夕方の広瀬川に入ってみようと思いました。日中は暑すぎるからです。早朝もいいかなとも思いましたが、朝方はなにかとあわただしいもので、やはりそれで優雅な?夕方となりました。
今水量は減少していますが、それで少しでも深みのある、流れのあるところを狙って見ました。結果的には夕方4時20分から5時40分くらいまで竿を出しました。場所はこういうところです。
①
②
竿は9メートルをやめまして、少しでも軽くということで昔々のがまかつの鮎竿、ヴィンテージ鮎引き抜き荒瀬8.1メートルです。去年も割とよく使いました。水中糸は0.4号のフロロです。竿も仕掛けも大物用としました。ハリは8号の3本イカリです。
掛かるとしたら、残っているアユは当然大きいでしょうから、それに負けないように強い仕掛けにしました。背バリ仕掛けです。おもりはどうにも苦手ですね。4時20分にスタートしましたが、さっぱりです。
掛かってもよさそうなところで追いがありません。掛かるのは根掛りのみ。でも2回とも何とか抜けました。掛からないもので少しずつ下ります。①の下流の方かな、右岸ヘチを泳がせていたら、突然大きな当たりが伝わってきて、両腕をしびれさせます。
来たっ、よし来たぞ、何としても取ってやる、逃がしてなるものかと、まずは伸されて切れることのないように下流へついていくことにしました。川底の石が滑らなくて助かりました。ここの下流には急瀬や荒瀬が待っていますが、そこを何とかクリアして、左岸に寄せつつ下りました。上空の木の枝にも気をつけなければいけません。
ようやく下流のトロ場まで来まして、抜きの準備に入り、無事キャッチしました。いやあ参りました、びっくりです、その大きさに、でかさに。でかい!うわあ、うおおでかい!と思わず声に出してしまいます。
もしかして27センチはあるかななんて思いました。昔々ここで27.5センチの鮎を引き抜いたことがありました。いやあ、ほっとしました。心臓はバクバクです。やったー、ヤッターです。帰宅しての死後実測では25.5センチですか。残念ながら27センチはなかったです。
腹のひれにかかっていたからよかったのかなあ。背掛りだったらどうなっていたことやら・・・。これが午後5時前でした。この大きなオトリを使えばよかったのかもしれませんが、大事に保管しておいて、別の養殖オトリを取り出して同じようなところを泳がせます。
そしたら、10分もしないうちに ”ゴンッ” というあたりがありました。うん?これは大アユのあたりじゃないか、もしかして。 少し竿を立て気味にして、糸を張らずに様子を見ました。そしたら目印が前後左右に動いています。これは掛かっている。そう自信を深め、何としても仕留めてやると心に誓いました。
竿を上流側に立て、伸されないように注意して、そんなに下がらなくても何とか引き抜こうと思いました。最初のうちは目の前でのやり取りでしたが、岩盤底の急瀬を横切るときに流れに乗られてしまい、もうどうしようもなくなりました。
それでついて下りましたが、荒瀬に入ったところでばれてしまいました。感触としてはこれもかなり大きく、しかも背掛りのような感じがしました。抵抗感から。 あ~あ、巨鮎2匹目は目の前でパーとなりました。その後も粘ったのですが、追いはありませんでした。
でも、1匹とはいえ掛かったので満足です。メスですか。