今日はきのう以上にあったかい一日でした。最高気温は16度とか。でもでも明日は何となんとナント20度とかの予想が出ています。どういうことですか、これは。ちょっと上がりすぎではないでしょうか。
16度まで上がったのですが、午前6時では1.6度でした。朝の出勤時間帯まではそれなりに気温は低かったのです。9時頃には一気に上昇しました。9時で9.4度ですから。
でも皮肉なものですねえ、きのうは湯たんぽを使いませんでした。そのせいか、この頃は夜中に1回しかトイレに行かなかったのに、昨夜は3回も起きてしまいました。
間もなくあの日がやってきます。あの日からちょうど12年が経ちました。あの日の干支もウサギでしたね。3月11日が本震でしたが、その二日前の9日にも大きな地震がありました。そして4月7日にもこれでもかというような大きな地震が発生しています。
そういうこともあってか、マスコミではといっていいのか、少なくとも朝日新聞では3.11の特集記事をかなり大きくとって報道しています。13回忌ということもあるのでしょうが、あの日からもう12年というべきか、まだ12年かというべきか、みなさんはどうですか。
じつはきょう午後から映画を見てきました。東宝シネマズのスクリーン7で、午後3時10分からの上映となっていました。もちろんシニア料金です。1200円。映画の上映時間とはかなりいい加減?なものと思いませんか。
(この2枚のネコヤナギは毎度のもの)
映画館のPR動画、予告編はいいのですが、上映中のマナーの動画とかを必ず流しますので、実際に見たい映画の上映は10分ほど遅くなってしまいます。時と場合によってはそれがよかったということもあるのでしょうけれどね。ゆったりとした気持ちで、心穏やかにして映画の世界に入っていければいいのでしょうね。
(分流の下流にある猫柳)
(誰かが枝ごと一杯切って持っていっているのです。無残な姿をずーとさらしています。)
後で詳しく報告できればいいのですが、見てきた映画は『有り、触れた、未来』です。「ありふれた未来」ではないところが気に入りました。宮城県で先行上映ということでしたね、3日から。全国上映は10日からということです。
きょうは火曜日の午後、スクリーン7の客席数は何人なんだろう、100人以上ではあると思いますが、きょうの観客は5人、たったの五人でした。なんとも淋しい上映となりましたが、映画自体はもう文句なしに素晴らしい映画でした。
(こういう梅も)
3.11を描いています。その描き方も多角的、多覚的、重層的なものでついていくのが大変でしたが、圧倒的な迫力をもって迫ってきます。描き方は淡々としているのですが(最後の方の盛り上がりは圧倒的というか圧巻でしたが)、その分見ている人に語り掛けてくるようです。
上映時間は2時間15分と長いのですが、少しも長さを感じさせることはなかったです。演出がいいのでしょうね。一人ひとりの演技も素晴らしく、それらが集合してさらに素晴らしいものに仕上がっているのです。
大地震とか、津波とか、津波火災とかの映像は出てきませんが、それらを描かなくても映画にできるんですね。監督・脚本の勝利でしょうか。いままで何本か3・11を扱った映画に出たり、見たりしてきましたが、この映画が3.11を扱った映画としては最高峰といっていいのではないでしょうか!!
(こういう見たくない鳥も)
10日から上映の地域のみなさま、東日本大震災のことを忘れまいと思っている方は必ず見てください、絶対に見てください。圧倒的な感動を胸に抱きながら映画館から出てくることになろうかと思います。