さて、本日とうとう話題の「ロードスター・パワーリトラクタブルハードトップ」に触れる機会を得た。
その動作は、あくまでスムーズで、実に良く出来ている。冬期間、凍結等での動作状況がやや心配ではあるが、そもそもそんなに寒かったら、オープンにはしないだろうから、きっと大丈夫なのだろう。
↑シート後方のこんなスペースに、屋根が全て格納されるなんて、マジック以外の何物でもない。トランクスペースが幌仕様とまったく変わらないなんて!あぁ、なんて素晴らしいんだろう。
で、このRHTの見逃せない利点としては、幌仕様よりもグラスエリアが大きいので、クローズド時の後方視界が若干良いということである。
15年前、私が「ユーノス・ロードスター(NA6CE・5MT)」を購入した時、車両本体価格は192万円だったが、エアコンのオプション価格が13万5900円で、寒冷地に必須のディタッチャブルハードトップが16万5000円であった。単純にこれを合計すると、税抜き222万900円となる。21世紀の現在、このRHT(5MT)の新車が税抜き228万5714円で買えるというのは、バーゲン以外の何物でもない(オーディオがオプションなのがやや残念だが)。6MTだと、ギヤを選ぶのが煩雑そうなので、私だったら、5MTの一番安い標準グレードを購入し、9万9750円のBoseサウンドシステムをメーカーオプションで装着する。もし、宝くじが当たったら、なんだけどネ・・・