吉田拓郎といえば、やはりこの「落陽」のイントロが、真っ先に頭に浮かぶ。
♪しぼったばかりの 夕陽の赤が 水平線から もれている・・・
あらためて字面で読んでみると、秀逸なフレーズである。岡本おさみ氏の描く詩は、なにげない暮らしの描写を鮮やかに浮かび上がらせて、素晴らしい。拓郎の一連の作品もそうだが、岸田智史氏が歌う「きみの朝」あたりも、イイんだよねぇ。
「落陽」には、音源や映像だけでも「LIVE’73」「’75つま恋」「TOUR1979」「’82王様達のハイキング」「’85つま恋」「’89シングル」「’93TRAVELLIN' MAN LIVE 」「日本をすくえ’94」「全部抱きしめてツアー 98」 「つま恋2006」等々、様々なヴァージョンがあるが、私が一番好きなのは、1979年のヴァージョンである。
日程の都合上、「苫小牧発仙台行きフェリー」に乗ることは叶わなかったが、千歳空港発仙台行きの航空機が、我々を待っている。「東京エレクトロンホール宮城」で、会いましょう。