昨年11月にコープさっぽろで税込125円で購入の、カップめん。
「サッポロ一番 いなば食品監修 チキンとタイカレー味 イエローカレーヌードル」である。
ウカウカしていたところ、賞味期限を一週間以上経過してしまった。
なので、優先的に、喰うことに。
ココナッツミルク+レモングラス+カフィルライム=スパイシーなタイ風イエローカレーヌードルなのだ。
しかしながら、原材料に「しょうゆ」が使われている点が、「メイド・イン・ジャパン」である。
男やもめに嬉しい、別袋無しで麺・スープ・具材が一体の、いわゆるひとつの「オール・イン・ワン」。
お湯を注ぐだけでいいという気安さに加え、プラスチックごみ削減の観点からも、地球に優しいという美点がある。
プーさんフォークを重石代わりに載せ、待つこと3分。
ミルキィながらも香辛料が鼻を突く、異国情緒溢れるかほりを放ちつつ、それは完成した。
具の密度がやや薄めなのは、まあ、大目に見よう。
オーソドックスな平麺は、ふにゃふにゃで高級感には欠けるものの、スープをよく拾ってくれる。
ココナッツミルクの甘みとコク。
レモングラスの華やかなかほり。
赤唐辛子のじんわり来る辛さ。
加えて、薄めながらもしっかりとした噛み応えのチキン。
美しい女性に叱られたかのような、悪くない気分。
真夏の夜が似合いそうな、そんなカップめんであった。