獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

「麺や けせらせら」の「味噌らぁめんwithゆず胡椒」

2019年12月08日 | 麺’s倶楽部


妻との協議が調い、土曜のお昼は「麺や けせらせら」でいただくことに🍜


11時15分にそこに到着。
幸いなことに、我々夫妻はフロントローに着くことができた。
11時30分の開店を、冬の寒空のもと、じっと待つ。


お店の屋号の看板の右下の印「矢五足進」。
かねてから、これは何を意味するのだろうと思っていたのだが・・・ハタと、ひらめいた。
これは、「知」「吾」「足」「唯」の組み合わせなのだ。
そして、「口」が真ん中にあるのが「飲食店のおしるし」なので、ありましょう。


そして11時30分。
開店と同時にカウンター席に着席。
妻のオーダーは、このお店のフラッグシップたる、「塩らぁめん」(税込780円)
そして私は、久しぶりに「味噌らぁめん」(税込800円)をチョイス。
ちなみにそのお値段は、前回訪問時よりも、それぞれ50円高くなっている。
おそらくは、この10月の消費税増税に伴う値上げなのでありましょう。


そして、目前に置かれた、調味料。


黒い壺は、おろしにんにく。


そして白い壺は、ゆず胡椒である。


11時38分。
味噌らぁめんは、リーズナブルな待ち時間で、供された。


今回私は、チャーシューの片隅に「ゆず胡椒」を乗せ、スープのお味の変化球を試してみることに。


まさに札幌ラーメンの王道というか、比類なき安定感の、小林製麺製の麺。
「コレだよ、コレ!」と、思わず叫んでしまうほどの、素晴らしさだ。


クリーミィで、とろみが旨みの、この作品の主役たるコク深いスープ。
それに、白味噌のまろやかさが、輪を掛ける。
これが「鶏ガラベース」というのだから、まったく奇跡というか、マジックである。




そこにゆず胡椒を泳がせると、爽快な刺激と酸味が、心地よく鼻腔と口中を撫でる。


煮卵も、しっかりとダシ系のお味が沁み、ほどよい半熟具合なのだ。


そして、バラチャーシュー。


とろみと歯応えのバランスが黄金比で素晴らしく、しかも結構肉厚なのだ。
そう、まさにそれは、ココロのボーナス。




11時49分に、どんぶり以外のすべてを、飲み干したのでした。


けせらせら≒なんとかなるもんだ。
いやあ、あらためて、真実というか深いところを突く言葉だと、思う。

コメント (2)
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