獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

あいの里公園でバードウォッチング '20.11.23

2020年11月24日 | バードウォッチング


勤労感謝の日。
コロナ禍による「緊急事態宣言」が発せられた札幌市に住む、我々夫妻。
いわゆる3密回避のレジャーとして、最適の解は「バードウォッチング」である。
なので、いつもの「あいの里公園」へ。
8時04分に、そこに到着した。



8時19分。
公園内の「トンネウス沼」に目をやると、現在ここの常連である「ミコアイサ」さんたちが、まるで約束したかのように、そこに居てくれた。


目の周りがパンダっぽく黒ずんできたこの方は、おそらくは♂くん。
いわゆる「パンダガモ」となった姿を拝見できるのは、そう遠い日のことではないと、私は期待する。



8時21分。
「ミコアイサ」と似た体型だが、ふたまわりは大きい、「カワアイサ♂」くん。




我が家にある蔵書の「北海道野鳥ハンディガイド」では「接近距離:遠」とされるこの鳥さんだが。
あいの里公園内の「トンネウス沼」では、そう遠くない距離で、割とフツーに見かけることができる。



8時23分。
まさに「純白」の衣装を纏う「ダイサギ」さんは、この日も来てくれていた。


その首を、S字状にしならせたかと思うと・・・


水面に顔を突っ込む


そして、見事に、おさかなさんGET🐟




ああ、グッと、ひと呑みである。









前日に降った雪で、すでに冬の様相の、この「トンネウス沼」


しかしながら、「マガモ♂」くんは、はつらつと元気である🦆
当初は単独で回遊していた彼だが・・・


そのうち相棒と徒党を組み、


やがて三角トライアングル状態となり、


最終的には、等間隔で整列。
なかなか息の合った、仲間だと言えましょう。



8時42分。
この「あいの里公園」では、いわゆる「ガラ系」の観察機会が多い。
この方は、「ハシブトガラ(あるいはコガラ)」さん。


そしてこちらは。
「緑の背中&黒ネクタイ」が識別ポイントの、「シジュウカラ」さんである。





8時44分。
妻が、「あの木のてっぺんに、たくさん鳥が飛んできた!」と、嬌声を発した。
その高~い木の上にカメラを向けると、私たちが今まで見たことのない小鳥たちの姿が、そこにあった。






さて、この鳥たちは、なんという種類なのか・・・
頭頂に赤みがある個体が居るので、おそらくは「ベニヒワ」さんなのではないかと、気弱に思う。
違ったら、御免m(__)m





8時48分。
「シジュウカラ」さんは地面に降りて、カメラ目線をこちらに向ける。



8時52分。
雪が激しく、トンネウス沼に降りそそぐ⛄


手がかじかんで、ミコアイサさんの姿も、ブレブレだ(^^;


そしてこの時点で。
我々夫妻は「勇気ある撤退」を、決断したのでありました。






そして、昼食後の13時26分。
我々夫妻は、ふたたびこの「あいの里公園」を、訪れた。
狙いは、ここに出没するという「シマエナガ」ちゃんである。



13時30分。
カジュアルファッションを纏う、私の好きな鳥さんである「ヤマガラ」さんと、いきなり遭遇
この日の「バードウォッチング午後の部」は、幸先良いスタートを切った。



さらには、「シジュウカラ」さんとも、相まみえる。




木の幹に止まり、樹液を舐めたり・・・




地上に降りて黄昏のポーズを取ってくれたり・・・




まるでキツツキのように、木の幹に垂直に止まってくれたり・・・
シジュウカラという鳥は、サービス精神旺盛である。
まあ、単に、「個体数が多い」ゆえなのかもしれませんが(^^;





そして、13時52分。
この公園においての「冬のスーパースター」である、「ミヤマカケス」さんが、目前に飛来




鳥なのに「二重まぶた」なのは、この「ミヤマカケス」さん以外には、思いあたらない。






この鳥さんは、情に厚く、カメラマンの私を差し置いて、遠くに飛んで行ったりはしない。
なかなか現れないが、現れた時は、しっかりとシャッターチャンスを与えてくれる。
それでいて、撮った写真の出来にイマイチ課題を残しているのは・・・私のスキルなのかカメラの性能のせいなのか、それはよくわからない。
まあ、その辺は白黒つけずに、ファジーなままにしておこう。
「すべてにおいて白黒をつける生き方」が、必ずしも幸せではないのだから。







14時05分。
なにかをついばむ、「ヤマガラ」さん。


この日は、実に数多くの「ヤマガラ」さんと、遭遇した。
その「オレンジ・グレー・ブラック・ホワイト」のカジュアルカラーが美しく、私が「カワセミ」さんの次くらいに愛する鳥さんなのだが・・・
いわゆる「ガラ系」の鳥さんは動きが素早く、今回も心から納得いくSHOTは、撮影できませんでした(涙)





さて。
そろそろ帰ろうとした、14時13分。
なにかでっぷりとした、得体の知れないケモノが、目前を闊歩していた。
一瞬、近年石狩市生振あたりでも目撃情報のある「アライグマ」さんなのかと思ったのだが・・・


その実体は、太った猫さんであった
飼い猫なのか、野良猫なのか。
実情は謎だが、その愁いを秘めた視線に、私はついつい感情移入してしまったのでありました。





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