正月休みが明け、そしてほどなくやって来た3連休。
コロナ蔓延の状況下で、我々夫妻ができることといったら、やはり「バードウォッチング」にほかならない。
近所の散歩がてら、コンデジを首にぶら下げて、野鳥撮影に出かけた。
3連休初日の、1月9日。
昼食後の12時35分に、まずは「スズメ」さんを撮影。
あたりまえのように「そこにいる鳥」さんだが、そのブラウン・ホワイト・ブラックの織りなすカラーリングには、「和の美しさ」を感じる。
そして12時36分。
続けざまに「ヒヨドリ」さんたちが、やってきた。
その、ウニの針のように毛羽だった、ヘアースタイル。
いわゆるひとつの「パンク系」である。
しかしながら、そのグレイッシュなカラーとともに、その「たたずまい」は、なかなかカッコいいと、私個人は評価する。
個体数が多く、割と普通に見かける「ヒヨドリ」さん。
しかしながらその存在は、「当時はあまり気にしてなかったけど、今にして思えば、実は結構可愛かった、小学生時代のあの娘」のようだ。
そして、翌1月10日の、朝8時41分。
その日初めて逢った鳥さんも、またまた「ヒヨドリ」さん。
外気温が低かったゆえか、前日に見た個体よりも、羽毛が逆立っていた。
8時42分。
👆はいわゆる普通の「スズメ」さんだが、日光が織りなす影の加減で、なにか「プロレスラーマスク」を被っているように見える。
8時45分。
松のてっぺんに居たのは、冬鳥の定番「ツグミ」さん。
9時29分。
後姿しか撮影させてもらえなかったが・・・
おそらくは「ガラ系」の鳥さんだと、思われます。
9時51分。
電信柱の上にいたのは、定番野鳥の「スズメ」さん。
あまりにも身近すぎて、「野鳥」と言っていいのかどうか、ちょっと迷うところではあるが・・・
しかしながら、その落ち着きあるブラウンのカラーに、私のココロは平穏な安らぎを覚える。
9時56分に出会った「ツグミ」さんも、これまた然りである。
いわゆる「冬鳥」の代表格である「ツグミ」さん。
この日も多くの個体を目にすることができた。
👆の写真の中に、「ツグミ」さんが何羽いるのか。
ヒマと退屈を持て余している方は、数えてみるのも、一興かもしれない。
そして、13時10分。
「拓北川」の凍結していない個所にいたのは、純白の大きな鳥。
ものの本によると、北海道では「稀な夏鳥」とされる、「ダイサギ」さんである。
真冬の札幌で、頻繁に見かけるようになったのは、ともすれば「地球温暖化」の影響かもしれない🌎
その純白な体と、長~い首。
鳥に詳しくない人が見たら、「ツル」だと思うかもしれない。
13時12分。
彼(もしくは彼女)は、狙いを定めて・・・
水面にクチバシを突っ込むが、
どうやらこの狩りは、失敗に終わった模様。
それにしても・・・
こういうデカい純白な鳥さんを、間近で観察できる環境というのは、結構贅沢かもしれないと、あらためて思う。
13時18分。
ダイサギさんは、新たな獲物を発見した模様。
そして、その結果は・・・
見事に、お魚GET
満足気な表情を浮かべていた、彼(もしくは彼女)だったのでありました。
13時半過ぎに、「ツグミ」さんを撮影した後。
天候が悪くなってきたので、我々夫妻は撤収したのでありました。
3連休最終日の1月11日も、やっぱり、バードウォッチング。
8時50分にまず出会ったのは、またしても「ヒヨドリ」さん。
日常的に頻繁に見かけるこの鳥さんだが、ほぼ「日本固有種」なので、海外のバードウォッチャーにとっては「垂涎の的」なのだという。
この日は好天に恵まれ、絶好のバードウォッチング日和だと思っていたのだが・・・
9時に「あいの里公園」に到着したものの。
前日夜に降った雪がどっかり積もっており、公園内の探索はサバイバルゲームに思えたため、それは断念。
9時46分。
鳥さんはいないかな~と、自宅周辺をウロウロしていたところ、「ハシブトガラス」さんがいたので、取り合えず撮影。
この個体。
お目めがぱっちりとつぶらで、なかなか可愛いカラスさんであった。
その毛並みというか羽毛。
そして、くちばしの輝き。
あらためてじっくり見ると、シックでお洒落と、いえなくもない。
9時51分に撮影したのは、「スズメ」ちゃん。
で、結局のところ、発見できたのはこの2種のみであった
肩を落とし帰宅した私だったのだが。
そんな私に妻が、「それじゃあ、モエレ沼公園に行こう」と、建設的な提案をしてくれた。
私が、嬉々として、その提案を受け入れたことは、言うまでもない。
さっそくクルマに積もった雪を降ろし・・・
11時過ぎに、モエレ沼公園に到着。
モエレ沼をぐるっと一周したのだが・・・
この好天にもかかわらず、鳥さんが、ほとんど飛んでいない(^^;
カラスさん数羽はいたが、あまり食指は動かない。
昨年オジロワシを観たポイントも、沼が凍結状態だったためか、そこに彼らの姿はなく・・・
時期が悪かったのか、それとも時間帯が悪かったのか、モエレ沼公園に野鳥が居ないというのは、意外な展開であった
ややうなだれて、帰路に着こうとしていた際の、12時09分。
双眼鏡を持参していた妻が、林の中に小鳥が1羽居るのを見つけてくれた
撮影している時は逆光で、それが何という鳥なのかわからなかったのだが・・・
帰宅後、写真にトリミング&逆光補正を施したところ、それは「ベニヒワ♀」ちゃんであることが判明。
群れでいることが多いとされるこの鳥さんだが、この個体は、単独であった。
群れからはぐれたのか、それとも孤独を愛する「ひとり上手」なのか、その辺は謎である。
「さっぽろ野鳥観察手帖」によると「みられやすさ ややまれ」とされる、この「ベニヒワ」ちゃん。
この日ここで撮影できた「ただ1羽の野鳥」が、希少種であったことに、私は喜びを禁じ得ない(^^)
この日の歩数は21450歩🐾
そして、歩行時間は3時間24分。
バードウォッチングは、プレジャーとともに、私の美容と健康にも資する、まさに一石二鳥の道楽である🐦
1月10日のヒヨドリさんもスズメさんも、羽毛が逆だってフンワリしていますね。やはり気温が低いとそうなるのでしょうか?空気を溜めてるのですか?
先日近所のパン屋さんでモーニングしていたら、外のテラスにたくさんのスズメさんが来ていて、近くに寄っても逃げないんです(*^^*)みんなからパンをもらっているみたいでした♪娘と「かわいい♡」としばらく観察しました!
歩数計の数字が凄すぎてビックリしました!とても健康的な生活をされているのですね、私も見習わなければ、と思いました(^_^;)
確かに、冬の鳥さんたちは、なにか「丸っこく」なってますネ。
やはり、寒い中で保温効果を持たせるための、「生きる技」なのかもしれませんね🐦
また、歩数計の数字には、私自身もびっくりしました
鳥を探して歩いていると、いつの間にか、結構な距離を歩いてるんですよね~
バードウォッチングは、趣味と実益と美容の保持を兼ね備えた、じつに良いレジャーですヨ。
基本的に、お金も掛からないですし◎