『木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)』
西岡常一・小川三夫・塩野米松、1993、『木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)』、新潮社
最後の法隆寺宮大工の西岡常一氏とその最後の弟子小川三夫氏の語りが素晴らしい。技術伝承とはなにか、守るべきものはなにか、学校の場ではない教育とはなにか、また、生命としての木を利用する建築はその生命力をどう利用するのか・・・。孫弟子にあたる弟子たちは、やはり現代に生きている若者が多く、はたして、彼らの先代の伝えてきた技術をどのように次世代に伝えることができるのか、難しいかもしれない・・・、と感じてしまったのだが、いかに。この聞き書きが書かれてすでに20年を過ぎ、この時の若者はどのように成長しているのだろう。
最後の法隆寺宮大工の西岡常一氏とその最後の弟子小川三夫氏の語りが素晴らしい。技術伝承とはなにか、守るべきものはなにか、学校の場ではない教育とはなにか、また、生命としての木を利用する建築はその生命力をどう利用するのか・・・。孫弟子にあたる弟子たちは、やはり現代に生きている若者が多く、はたして、彼らの先代の伝えてきた技術をどのように次世代に伝えることができるのか、難しいかもしれない・・・、と感じてしまったのだが、いかに。この聞き書きが書かれてすでに20年を過ぎ、この時の若者はどのように成長しているのだろう。
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