今日は引っ越し。午後2時にパンダさんがきて開始。まあ、担当者の運び方といって、みているだけでも腰が抜けそうな荷の持ち方ではある。ちょっと、見ほれた。というか、見ているだけで、腰が緊張してきた。
近所への引っ越しなのだが、引っ越しは所詮引っ越しで、大変は大変。ここ数週間、ぼちぼちと準備を進めてはいたものの、昨日今日のうちに一気に準備をしようとすると、大変だった。近所であることをいいことに、積み残してきてしまった。ここ数日、後始末がつづく。
夕食は、池下・佐世保で。
寒ブリの刺身
おまかせにぎり寿司
突き出しは、カブラ蒸し
宮下規久朗、2007、『食べる西洋美術史 「最後の晩餐」から読む』、光文社新書
西洋美術史をたどって絵画の中の食に関してどのような捉え方がなされてきたかを知ることができる。キリスト教を背景にしたキリスト教絵画史でもある。
キリスト教のミサの葡萄酒とパン、聖体拝受をどのように描くかどうかからはじまり、その象徴的表現から、庶民の食習慣を否定的に教訓的に描こうとするもの、そしては、食の絵画表現の世俗化のプロセスが興味深い。
このテーマで企画展をやってくれないものか。面白いと思うな。
2007-03-15 23:21:05 |
読書 |
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明日引っ越しなので、冷凍庫の掃除をかねた料理。
干絲と香菜のサラダ(冷凍の干絲を前夜から冷蔵庫におろしておき、自然解凍。料理の直前に、沸騰した湯に入れてほぐし、冷水にとって水にさらす。レモン汁に赤唐辛子を入れて辛みを出しておき、塩こしょう、ごま油、フィッシュソースを加えて味を整え、あらかじめ切っておいた香菜とブロッコリースプラウトを加えてあえる)
塩さけ(グリルで焼く。頂き物の塩さけ、甘塩でなかなかよかった)
自家製切り干し大根のみそ汁
キャベツ、白ネギ、豚ロース切り落としの炒め物(キャベツざく切り、白ネギそぎ切りしておく。フライパンにごま油をしき、豚ロース、白ネギ、キャベツを炒める。塩胡椒、赤唐辛粉。日本酒を入れてふたをして蒸し焼き。仕上げに塩ポン酢少々)
なめ茸とあおさのみそ汁
納豆
今夜は卒業パーティということで、招待をうけ(割引の会費を払い)、名古屋マリオットアソシアホテルのボールルームにいってきた。ボールルームの三分の一を仕切った位のサイズ。バブルのことを思えば振り袖姿の数は、少数派なのだが、過去数年に比べて、数を増してきているように思える。卒業パーティの振り袖すがたの人数は、景気回復のシンボルということだろうか。もちろん、バブル期に比べれば、はやりが違うから、一概にはいえないかもしれないけれど。
今日のパーティは教員たちが退場してから、用があって会場に戻ったら、卒業までになくなった学生たちの追悼のメッセージをそれぞれの友人たちが述べていて、楽しくて盛り上がっていた学生たちも、きわめて静粛に聞き入っていて、それは、感動的であった。
禁酒6日目:だいぶ定着。休肝日を設けているせいか、それとも、酒を飲んでもビールを飲まない(例外あり)ことにしていることが効いているのか、始める前、体重が73キロ前後だったものが、72キロ前後になっている。ほんとかな?
干絲とルッコラ、カブラのサラダ(冷凍の干絲を戻し、熱湯でざっとゆでてほぐす。ざるにあけて冷やしておく。レモン汁、オリーブオイル、フィッシュソース、塩、胡椒、ミックスハーブ。カブラを一口に切ってあらかじめ塩もみして軽くしんなりさせておく。カブラ、ルッコラ、ブロッコリースプラウトとともに干絲をあえて供する)
豚肉とキャベツのカレーいため(キャベツを一口に切っておく、フライパンにオリーブオイルをしいて豚ロース肉薄切りをいためる。キャベツを加える。日本酒を少々。自家製カレー粉を振りかけて、よく混ぜる。豚肉に火がとおり、水分が飛んだところで仕上げる)
今週引越しをするので、新居の掃除に昼食をはさんで、午前午後と出かけた。いささかつかれた。こうしたときには、癒しの浅野屋!
パルマハム等、ハムの盛り合わせ
ホワイトアスパラガスの温製サラダ
おろしとんかつ定食
ハヤシライス定食
サバのみりん干し
コゴミのごま和え
小松菜のおしたし
納豆
切り干し大根とわかめのみそ汁
白飯
池下「Pizza East」にて、同僚一人の送別会。東京に勤務先が変わるので、彼女がお気に入りの「Pizza East」にご招待ということにした。三人だったけれど、アンティパスト、プリモ、セコンディと二皿ずつとったが、十分な分量だった。でも、堪能。
カルパッチョ
大地のサラダ
フルーツトマトのスパゲティーニ
クアトロフォルマッジョ
ひらめのヴァプール
熊野の地鶏のロースト
本日のドルチェ(各種盛り合わせ)
思いやり牛乳のジェラート
名古屋駅前にルーセントタワー店が開店し、以前のシェフがそちらに移動。池下店には新しいシェフが来たとのこと。新しいシェフはチーズを使った料理を得意としているとかで、これから、新しいメニューが出てくるのではないかとのこと。
Pizza East: http://www.pizza-east.com/index.html
今夜は名古屋ガーデンパレスにて、職場の送別会。
宴会料理で、特に記すことはない。
禁酒日5日目
桜海老のパスタ(フライパンにアンチョビフィレを入れて加えてほぐす。アルデンテにゆでたリンギーネのタイミングにあわせて、オリーブオイルと桜海老をフライパンに加えて加熱。胡椒をかける。湯切りしたリンギーネを加えてあわせる)
豚ロース肉のステーキ(豚ロース肉に塩胡椒しておく。フライパンにオリーブオイルとアンチョビフィレを加えてオイルに香り付けする。ステーキ肉をいれて、片面が焦げ目がつくまで焼く。肉を返してしばらくたったら、火を切って蓋をし、余熱で火を通す。このほうが肉が硬くならない)
カブラとルッコラのサラダ(小カブの皮を剥き、半月切りして塩でもんでおく。別のボールに、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒、ミックスハーブ、チリパウダでドレッシングを作り、ざっと水にとって塩を流したカブとルッコラをくわえてよく混ぜる)
学会の午後後半のセッションを聞いたが、いまひとつで、あまり知り合いの少ない学会なので、予定されていた懇親会をパスすることにして、18時半ごろの新幹線で帰ってきた。
夕食は、駅弁の「深川めし」。アサリで炊き込んだご飯に鰻ともろこ?とアサリが乗っている。深川めしはあったかいほうがおいしいか、やはり。
東京都美術館を見た後、池之端「藪蕎麦」で昼食。
鴨ざるを食したが、だしが、甘すぎ。蕎麦も香りが少ない。また、蕎麦湯もいまひとつ。ちょっとがっかりだった。
パリのオルセー美術館のコレクションが上野の東京都美術館で美術展が開かれていたのでいってきた。東大のキャンパスを横切り池之端門から出て不忍池を横切りっていった。日中はまだ暖かな陽気だったので、大勢の人々が散策や動物園、博物館、美術館を訪れていた。
東京都美術館は、狭く、暗く(これは、作品の保護のためだろうが)、天井が低い。展示室も狭い。階段での移動も含まれるので、この階段も狭い。そして、オルセー美術館コレクションが、せせこましく並べられている。
よかった点は、薄暗かったせいかルドンの描く空の色がとても新鮮に写った。ルドンを発見したという思いだった。
最近、どの美術館も解説のためのヘッドセットを用意してあるのだけれど、もちろん、絵画を理解するための情報をその場で得ることは必要なことだと思うのだが、人の流れを滞らせてしまう。絵画の説明は最小限でよく、必要があれば、カタログを読めばよいわけで、かえって、長ったらしい説明が用意されているのではないかと想像する。過ぎたるは及ばざるが如し!
オルセー美術館展:19世紀 芸術家たちの楽園 :http://www.tobikan.jp/museum/orsay.html