機中映画は、以下の二本を見た。
「Hitchcock」
ヒッチコック監督作品の「Psycho」の制作に当たってのパラマウント映画との制作費との折り合いから彼自身の制作になったいきさつ、実生活と映画制作のための工夫とが交錯し、また、映画に打ち込むために妻との関係がうまくいかなかったり、また、妻の浮気を道蹴るためのトリックをしかけたり、そのやりとり。彼は、妻のエルマを支えに映画を作って行った。
「Life of Pi」
とても面白かった。原作者?がインド人の主人公から物語を聞き出していく。主人公の名前の由来、そのせいで学校でからかわれる。父は動物園の動物を所有し、飼育人達を雇うオーナーでもある。母は併設の植物園の管理をしている。ある時、動物園が閉鎖されることになったのでカナダに行こうと動物たちを連れて日本の貨客船に乗り込む。ところが、嵐のために船は沈み、主人公は救命ボートにシマウマ、オランウータン、ハイエナ、そしてトラとともに乗り組むはめになる。彼は、ボートに備え付けられたマニュアル通りに生き延びようとする。自身はベジタリアンだが、トラに食べられないように魚をとってやろうとする。また、餌を使って、トラをトレーニングしようとする。曲折あって彼らはメキシコにたどり着き、猛獣と漂流したとは信じてくれない。それで動物たちを両親や兄に当てはめて話を作りようやく信じてもらう。さて、あなたはどっちを信じますか?って話。
成田エキスプレスから新幹線に乗り換えた品川駅で駅弁を買って食べた。ちょっと甘い味噌だれの焼き鳥やあしらいに、一週間ぶりの日本の味に、860円ぐらいの弁当でたいしたものだ。この味オススメというつもりはなく水準が高いということ!
まあ、なんといっても、それなりになるのは中華という事か。
こんばんは福臨門という中華。同じく、Upper Riccarton の一角にある。
牛肉とキノコのスープ
四川風キャベツの漬物
黄魚の揚げ物白ネギ添え(味が薄くて、醤油と黒酢を頼んだ。それでOK)
結局は中華かなということで。昨日昼にきた大学近くの店。若い連中でいっぱい。
レタス包(とおもったが、Lettace Basket とあったので。でも、ボードはあげワンタンのようなもの。レタスは細切りが少し。まあ、塩加減もよかったので!)
豚肉とカシューナッツの炒め物(素揚げしたカシューナッツがたくさんかかっている)
中華野菜のオイスターソース(定番のようなアスパラ菜かとおもったら、チンゲンサイのほうだった)
学生たちは、慎ましく持ち寄ったワインボトルを、飲み残したものはワインボトルに戻して(どうかとおもうが)持ち帰っていった。まあ、観察する限りだが、女王様がいて、男どもを支配していたかに見える。侍女たちは、さほど盛り上がらず、静々と帰っていった。男どもは、どちらかといえば、おぼこい感じがしていたが。
帰宅途中、現地で21時に近いのだが、地平線に太陽の光が残ってとてもそのグラデーションが好ましい。NZは国土面積は日本の7-8割であろうが、人口は20分の1、この辺りが、環境にも優しく、自然の美しさを享受できる限界にも思える。人口が多いまま、美しい空と空気、緑を残すためにはどのようにすればよいのだろうか。
さいわい、Upper Riccartonには、一週間違う見せにいくぐらいのバリエーションのレストランが、寂れた中(!)にもあって、これは助かる。珍しく洋食系がある(考えてみると、ほかはみなアジア)。ということで今晩は、ピザ屋。
ベジタリアンデライト(ワンタンの皮でベジタリアンの餡をひねってあげたもの。なんで、これがイタリアンなんや)、
スモークサーモンピザ
グリーンサラダ
はっきり言って、これは、イタリアンではなく、別のカテゴリーかも。ピザの生地は、粉っぽく、まるで、チャパティのような食感がする。
今晩はカレー。
いつも、多すぎることになるが、サモサ、マッシュルームティッカ、ローガンジョシュ(ラムのカレー)、ライタ、ナン。
カレーは、最近シドニーのNewtownの”Delhi 'O' Delhi”がスタンダードになっているので、ほかの店だと、大概がっかりする。今日も、やはり、がっかり。パンチがない。普段は知らないが、19時から20時まで滞在した感に、私より前にいた一組、途中持ち帰りのオーダーに来た一人意外にアクセスなし!いいのか、これで!
ニュージーランド航空、機内の安全ビデオ、ワールドリーグラグビーのときはオールブラックスだったり、今回のように指輪物語のメンバーが登場するという趣向は面白い。国際線は指輪物語だったが、国内線は、機内でもなく、どこかのトレッキングの森の中!これで見なけりゃいかんだろう!という訳だが、隣に座っていた日本からの旅行客は爆睡で、残念でした!
映画「Hobit」は、指輪物語の前史ということで、回想シーンから始まる。指輪物語のフロドの父のビルボの冒険。ホビットたちはランドルフの先導でドラゴンに滅ぼされ、失われたドワーフの王国の復興を目指す旅へと出かける。ストーリーとしては二番煎じだな。別のいい方だと、指輪物語の踏襲。しかし、今回の映画をみると、指輪物語で、何が指輪か、なんでサルモンが悪の王なのかがわかる。ビルボがゴレムの手から落ちた指輪を盗んだ?のだ。
もう一本の映画「Argo」は、テヘランにおけるアメリカ大使館占拠事件で、脱出できずカナダ大使館に隠れていた6人のアメリカ人を救出するために、SF映画の撮影がでっち上げられたという実話をふまえた映画。嘘のような本当の話しらしい。ドキュメンタリーのようなカメラワークが新鮮・・・かなあ。
今日の午後、クライストチャーチに到着。レンタカーやらWiFiアクセスポイント、宿へのチェックインをして、最初のアポのところに出かける。
近くの探検ということで、宿の東西にあるショッピングセンターをチェック。夕食は、バーにしようと思ったが、意外に満杯で近くにあるチャイニーズに変更。「佳味(Yummy)」というなまえだったが、うーん、次は、向かいにある福臨門に変えます!といったところ。でもまあ、BYOなので安かったが。
インゲン豆と中華ソーセージの炒め物
鶏肉のレモングラス風味
どちらも、予測とは違った。
ニュージーランドに出張で、成田で、夕方に軽く「寿司岩」で極上握り定食。元は、神戸の生田にあった店が空襲で焼け、戦後、築地に移ったのだそうだ。
機内食はまあ・・・。
Sig's View: WordPressのマルチサイト機能で複数のブログを管理する: 管理しているブログのエンジンを、サーバを更新したついでにMTからWordpressに切り替えようとした。まず、最初につまずいたのが、... bit.ly/ZY69Nw
おでん、三日目
壬生なと豆腐、おでんのだしを少々薄めて煮る。
おでんに水餃子(作りおいて冷凍しておいたもの)を加えて煮る。
練りがらしではなく、いただき物の島辣油をつけて食する。
それから、シジミのみそ汁。
おでん、二日目
加えて、
おでんの出汁で豆腐と春菊
ウドのきんぴら
ウドと麹味噌もしくは味噌とともに
牡蠣のオリーブオイル煮
横山秀夫、2005、『震度0』、朝日新聞出版
法を守る警察組織は遵法的であることが望ましいが、一方、警察官も所詮人間であるという当たり前の話にたどり着く。それでいいか、というのは残るとしても。遵法か、組織の原理か、個人の尊厳か、神戸震災の同時期におこった某県警でおきた警務部長の失踪という事件からの数日間に起きた県警本部と官舎で起きたことを描く。
2013-03-15 22:09:11 |
読書 |
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