東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ふゆみずたんぼ

2005年02月24日 | 田舎暮らし
 小松菜の収穫に畑を訪れました。ふと見下ろすと、先日の雨で苗場の田んぼはなみなみと水をたたえています。小松菜をのんびりと収穫していると、突然バシャバシャと苗場の方から聞こえてきました。
 首を伸ばして影からよく見ると、苗場の水の中で二羽のカラスが水あびをしていました。この寒い冬にも鳥は水浴びをするんですね。水浴びは夏だけで、体を冷やしたり体についた寄生虫などの虫を追い出すためにするのかと思っていました。だから、この冬に水浴びをするのは虫を追い出すなど体を清潔にするための水浴びとしか考えられません。
 これから春に向かっていろいろな鳥が田んぼを訪れます。大型の鳥ではサギなど、小型の鳥ではオナガなどです。また、カエルが産卵のために田んぼを訪れれます。珍しいものとしては、春先の暑い日中にミツバチが集団で訪れて畦に並びます。仲良く並んで水を飲んでいます。巣箱付近はワンワンと羽音でうるさくなります。
 今はまだ静かな田んぼですが、春が近づくにつれて、だんだん小動物や虫達でにぎやかになります。
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