東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼで雑草取り

2007年07月01日 | 稲:その他

 田植えが終わって、これから稲の生育が始まります。しかし同時に田んぼは雑草との戦いの始まりです。除草剤を使わない田んぼは、水が少なくなって渇水気味になると雑草が生えやすくなります。特に今年は雨が少ない梅雨なので、田んぼは渇水気味です。経験上今年は例年になく雑草が生い茂るのではないかと思っています。

          水深が深い田んぼはそれほど雑草が目立ちません


 昔ながらの田んぼのため雨が少ないと、どうしても水深が浅い田んぼや深い田んぼができてしまいます。畦際はモグラやザリガニなどが穴を開けるため、畦が長い田んぼほど水が減るリスクが増えます。今日もモグラの穴から水が抜けている箇所を発見しました。

         水深が浅い田んぼは、すでにたくさん雑草が発生


 全国的に見て、田んぼの2大雑草はコナギとヒエです。ここの田んぼでもたくさんのコナギが発生しています。ヒエはまだ目立ちませんが生えています。早速除草しましたが時間がなくわずかしか草取りできませんでした。除草の方法は昔ながらの方法で、泥の表面をかき混ぜて雑草を水面に根ごと浮かせるか泥中に埋めます。

      無数に生えた雑草のコナギ     除草後、根ごと浮いたコナギ
 

 今年はわずかですがまだ小川から水が田んぼに流入しています。数年前には日照りで田んぼがひび割れて稲が枯れそうになったことがありました。この時はポンプを使って小川に溜まった水を田んぼに入れました。

         手前は大学生が植えた苗、後方は小学生が植えた苗

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