東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

穂を付けはじめた砂糖モロコシ

2008年10月21日 | 麦,穀類,雑穀
 コバルトブルーを思わせるような快晴でした。今頃は一年の中で一番さわやかな季節です。暑くもなく寒くもなく、風もさわやかです。農作業すると軽く汗ばむ程度が一番気持ちよく作業できます。
 畑を見渡すと秋冬野菜が旺盛な生長をしています。ニンジンの横に植えてある砂糖モロコシもだいぶ大きくなりました。高さは2mくらいに成長したでしょうか。登頂部には穂が出ています。12月頃には黒い実がずっしりと実る予定です。ただ、スズメなどの害鳥も狙っているのだ袋かけも必要になります。

              登頂部に穂が出た砂糖モロコシ


 まだ穂は白く花も咲いていないようです。この穂の粒が茶色になる始めた頃に茎を切ってかじります。すると、青臭くも甘い汁を堪能できます。関東地方では南国のようにはサトウキビは収穫できませんので、この砂糖モロコシによる甘みは格別です。
 この汁を集めて煮詰めると水あめのようになるらしいのですが、まだ確かめたことはありません。サトウキビを煮詰めてできる黒砂糖のようなものはできないようです。何か触媒のようなものを混ぜると固形物になるのでしょうか。

        虫食いで開いた小さな穴が所々に散見される長い葉
コメント
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