31日の午前中、別所小学校5年生と恵泉女学園生の稲刈りの後始末や整理をしました。そして、午後2時頃に東京薬科大学の環境グループASIATOのメンバー数人が来て稲の脱穀をしました。平行して、脱穀した後に出るたくさんの藁を細かく切る作業をしました。秋晴れの中でさわやかな風を受けながら、のんびりと作業しました。
脱穀したあとに出る藁(ワラ)を、カッターで細かく切る
藁を切るカッターは去年買ったものです。本格的に使うのは今回が初めてです。最初は、投入する藁の量が分からず何度か詰まってしまいました。カッターを回すディーゼルエンジンの回転数を上げながら最適な回転になるようにしました。やはり、回転数を上げるほど、カットされた藁が勢い良く排出されます。
藁の量を調節しながらカッターに挿入
細かくカットされた藁は近くの畑に散布します。本当は牛糞などと混ぜて堆肥にしてから散布する方が良いのですが、堆肥場がないのでそのまま散布することにしました。数回耕運機で畑に土にうない込みます。畑の土のなかで一年位かけてゆっくりと腐ります。
カットされた藁を箕に入れる 箕に入れた藁を畑に散布
藁をカットする作業と平行して脱穀をしました。最初、大学生達が刈り取って干した稲を搬入しました。脱穀して出た藁は一箇所に置きます。すると、別の学生が置かれた藁を取ってカッターで細かく切ります。脱穀,カット,散布を同時に進行させました。
左手で脱穀、右手で藁をカット、カットされた藁を畑に散布
大学生達は脱穀,藁カット,そして散布の三班に分かれて作業しました。私はもっぱら農機具の見守りや調整に徹しました。脱穀機やカッターの調子を見たり、それを動かす二台のディーゼルエンジンに冷却水を補水したり軽油を入れたりしました。
脱穀機に乾いた稲を入れて脱穀する大学生達
環境グループASIATOの主なメンバーは来ていませんでした。明日からの学園祭(11/1~11/3)の準備をしているようです。私もその学園祭に行きたいところですが、明日からは仕事なので今年は行けそうもありません。
右の米袋に籾が排出される 脱穀し終わった藁を一箇所に置く