東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雨で中止、東京薬科大学生の脱穀

2009年11月29日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 今月24日、東京薬科大学環境グループASIATOメンバーの稲の脱穀作業を支援しました。グループは先月の学園祭後から今月にかけて代替わりして3年生から2年生にバトンタッチされ部長も変わりました。今回新しい部員が稲の脱穀作業をするためにやって来ました。

            脱穀作業をする環境グループASIATOの新部員


 前回は学園祭のために脱穀籾摺り,精米を支援しました。また来年に備えてレンゲの種蒔きも支援しました。今回は学園際後初の農作業です。学園際以降天候がすぐれず今日まで延期され続けてきました。今回も天気が優れず午後2時頃から農作業を開始しましたが、はじめてから1時間が過ぎた頃に空からポツリポツリと雨が降ってきました。

   干していた稲を竹ごと運び込む     脱穀機の後ろに干した稲を置く
 

 最初はポツリポツリと降っていた雨ですが、しばらくしてザーザーと降ってきました。これだけ降り始めると脱穀作業は延期せざるを得ません。残念ですが作業を中止することにしました。再開するのはいつになるのか分かりません。私の休日と学生さん達の休みが合い、かつ天気が良い日でないと作業できません。12月以降に再開となるようです。

           ザーザーと雨が降ってきたため後始末を開始


 稲やワラが雨に濡れてしまうと品質が下がります。いそいで、脱穀前の稲は再度竹竿に掛け、脱穀後のワラはブルーシートで覆いました。これで雨で濡れることはなんとか避けられそうです。自然相手の農業は天気しだいです。

    脱穀済みのワラを積む       積んだワラをブルーシートで覆う
 

 今日は7人のASIATOメンバーが脱穀するために田んぼにやってきました。来年の春、新一年生を募集すると思います。来年の春は新一年生を連れて農作業するために田んぼにやって来て欲しいと思います。雨の中、自炊する学生にチンゲンサイと小松菜を抜いてあげました。

             脱穀作業にやってきた7人の学生達

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