東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古代米(赤米)を脱穀

2009年11月22日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 うるち米のキヌヒカリに続いて、古代米うち穂が赤い赤米を脱穀しました。このお米は野生のお米に近いのか、とても茎が長いのが特徴です。このため、脱穀機の脱穀口に穂先をそろえて入れるのがなかなか難儀です。

       茎がとても長いため穂先をかかえるようにして脱穀


 古代米は積極的に作るつもりはなかったのですが、今年は苗取りにミスがあったためうるち米と古代米が混ざってしまいました。うるち米と古代米を分けながら稲刈りしたため、稲刈りにとても時間がかかってしまいました。来年は両方の苗が混じらないように注意しようと思います。特に苗取りする人を厳選しなければと思います。

             脱穀機の左手前に脱穀待ちの古代米を置く


 田んぼが水でとてもぬかるんでいるために、そして台風のために倒れたために、未だ稲刈りできないでいる古代米があります。稲刈りするためには、周辺からの湧き水を止めなければなりません。止めるためには田んぼ周辺の排水溝を深く掘る必要があります。その作業は来月になりそうで、麦の種蒔きが終わってからになりそうです。

             懸架中の古代米を背に、脱穀進行中

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