タマネギの苗を作るため種蒔きをしました。昨日早朝に雨が降ったため土は重く湿っていました。明日か明後日の方が土の湿り具合がいいのですが、明日から仕事なのでしばらく畑に来れません。湿り具合を気にしながらのタマネギの種蒔きです。種蒔き方法は4月上旬に長ネギの種蒔きをした時とあまり変りありません。
種蒔きする箇所を除草し、レーキで丁寧に平らにする
種蒔きする箇所は、夏の間に雑草が茂っていました。雑草を抜いた上に草の根などの残渣も丁寧にすべて取り除きました。そして、レーキでその場所を種蒔きし易いように平らにしました。終了するとさっそく種蒔きをしました。
一旦、種を手の平に移す 指を揉むようにしてばら撒く
タマネギは甲州系のタマネギ(種袋には「甲州黄玉葱」と記述)です。この地方では一般的なタマネギです。種袋には「種蒔き時期は9月中旬から10月初旬」と書いてあったので今回の種蒔きは順当のようです。
ふるいを使って薄く土を被せる ふるいを使って薄く籾殻を被せる
種は一旦手の平に移して、指で揉むようにしてばら撒きしました。種蒔きが終わると、ふるいを使って土を薄く被せました。そして、さらにその上に籾殻を被せました。長ネギやタマネギの播種には籾殻は欠かせません。このタマネギの種蒔きなどのために、毎年稲籾を籾摺りする時は必ず一定の量の籾殻は保管しています。
古代米の籾殻を被覆後のタマネギ播種箇所
なお、籾殻は古代米のものしかなかったので、それを使いました。普通米の籾殻と違って古代米の籾殻は茶色のため、遠目には籾殻を被せているようには見えません。最後に寒冷紗を全体に被せました。これは、スズメの砂あびを防ぐためです。今年はタマネギが不作だったので、その原因を考えて来年は豊作にできればと思っています。
古代米の茶色の籾殻 寒冷紗を被覆して完成