東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

裏山に、セコイアの苗木を移植

2013年04月07日 | 樹木,果樹

 昨日は良い天気で満開の桜を楽しむことができました。しかし、一転して今日は雨です。せっかく咲いた桜がほとんど散ってしまいました。明日7日の「田布施町さくら祭り」が心配です。雨中で準備している方々、ご苦労様です。
 さて、夕方になって雨がやみました。昨日到着したセコイア(センペルセコイア)の苗木を裏山に移植することにしました。2月に落葉性のメタセコイアを移植しましたが、今回は常緑樹のセコイアです。

  段ボール箱で届いたセコイアの苗木         根巻きの麻布と縄をほどく
 

 セコイアは、幹や背がとても大きくなる樹木のようです。アメリカには巨大なセコイアの森があるそうで、高さも80m位のセコイアもあるそうです。我家のセコイアはそこまでは育たなくてもよいので、遠くから分かる程度には育って欲しいと思います。そのためにも、幼木の間は虫が付かないように世話をしようと思います。

     葉を締めている縄をほどく            幹の直径、指で摘まめる1cm位
 

 セコイアの苗木を植えた裏山は、笹などの下草がたくさん生えていました。しかしまだ、笹などの根は残っています。スコップで笹の根を綺麗に取り除き、深さ30cm程度の植穴を掘りました。その植穴に苗木を植えました。そして、その植穴の周りに土を埋めて固く踏みつけました。

               今は小さなセコイアの苗、根付いてくれるでしょうか


 セコイアの苗を植えた裏山、去年の4月に帰った時は笹などの下草がびっとりと生えていました。春から少しずつ下草刈りを続けてきました。このため、一部の山はようやく歩ける程度には下草がなくなりました。しかし、笹などの芽が再び生えてきます。また、クズ,藤,アケビなどのつる植物も生えてきます。それらも、しばらくは排除しなければなりません。

          笹などを下刈りした空間に、ポツンと立つセコイアの幼苗                


 セコイアの苗木を植えた後、メタセコイアと赤松の根付き具合を確かめました。まず、赤松は10本共に根付いたようです。根本近くの葉色は薄いのですが、頭頂部は濃い緑色をしています。新芽も少し伸びているようです。メタセコイアは落葉樹ですので、冬の間は葉がありません。根付いたのか、3月中旬以降新しい葉が次々に出ています。

      根付いた松、新芽が伸びる           メタセコイアの芽吹いた新葉
 

 メタセコイアはまだ葉が出そろっていないため、樹木全体がまださびしい感じです。とにかく、今年は根付いてくれれば良いと思っていたため新しい葉が出ただけでもうれしいです。2,3年経てばメタセコイアらしい樹形になると思います。それまでは、周りの木を刈り取ったり、つる性植物が巻きつかないようにしたり、世話をしようと思います。
 今年植えたメタセコイアとセコイア、両方ともに200年位は生きるそうです。200年後の世界、私にはとても想像もできません。私がいないその未来を、この樹木には見て欲しいと思っています。
 
            葉が出そろっておらず、樹木全体がまださびしいメタセコイア

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする