東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 第43回たぶせ桜まつりに参加して

2013年04月08日 | イベント,行事



  去年田布施町のたぶせ桜まつりに初めて参加しましたが。今年もさくら祭りの季節がやって来ました。私が山口県に帰ってからもう1年も経ったのかと思いました。去年は、晴天の暖かいさくら祭りでたくさんの人で賑わっていました。しかしながら昨日、日本中が嵐のような雨でさらされました。そのため、会場の地面には水たまりがあちこち残っていました。

                   演劇などがあった田布施町商工会


  今年のさくら祭りの最初、友達のN君が応援手伝いしている山口大学劇団笛の演劇「水の戯れ」を見ました。朝10時に始まり正午頃に終わりました。何年ぶりかの芝居でした。私にはやや難しい内容でしたが、学生さん達はよく演じていました。
 芝居を見ていて思い出しました。私が八王子にいた時、近所の高校の学園祭で演じられていた芝居「12人の陪審員」が印象に残っています。元は映画だったかも知りません。会話が中心の芝居でしたが、そのどんでん返しの内容が今でも印象に残っています。

     熱心に演技している大学生          終了後に出演者全員が挨拶
 

 演劇を鑑賞している時、思いがけない方に出会いました。それは私が高校生の時に教わったY先生でした。知識を教えるだけの先生ではなかったので、とても私の印象に残っています。おそらくN君から今回の芝居に招待されたのでしょうか。少しの間ですが談笑しました。今年80歳とのことですが、熱く語るような情熱肌は健在でした。後悔先に立たずで、N君のように中学高校時代いろんな先生と交流しておけば良かったと思いました。

     芝居を熱く語る、司会のN君          左から、Y先生,N君,そして私
 

 演劇を見おわると、田布施商工会を離れてさくら祭りの会場に行きました。まずは、いろいろな露天が並んだ会場を歩きました。焼きそば,おにぎり,カキ,ハンバーグなどさまざまな食べ物を売っていました。演劇が終わったのが正午頃でしたので、お腹がすいていました。串にさして焼かれたポークウィンナーを買いました。そして、会場を散策しました。

           さまざまな露天が並ぶ会場、午後から少し晴れ間が見える


    蒸したカキを食べさせるお店       巨大なハンバーグを作りつつ売る店
 

      佐世保バーガーのお店           焼き鳥,串イカなどを売るお店
 

 昨日は大変な風と雨でした、このため地面には水たまりがたくさん残っていました。この天候不順のためか、去年よりは人の入りが少ないように感じました。悪天候で、カヌーや乗り物などたくさんのイベントが中止となったことが影響しているかものかも知れません。

               地面に水たまりが残る、露天がひしめく会場


    かんきつ類を専門に売るお店           お好み焼きを作って売るお店
 

 フライドポテト,肉じゃがなどを売るお店       クレープ売り場には長い行列
 

 昨日の風と雨でだいぶ桜が散っていました。散り残った桜の下にゴザやシートを敷いて、何家族かが花見をしながら飲食していました。田布施街に住んでいる方々は、年に一度のさくら祭りを楽しみにしているのでしょう。

              桜の下にシートを敷いて、花見を楽しんでいる家族  


 露天をある程度見終わると、野外ステージに行きました。ちょうど、中学生か高校生のブラスバンドが演奏をしていました。その演奏が終わると、子供達に大人気のステージの始まりです。確か「恐竜ジャー」だったか。たくさんの子供達か声援を送っていました。

   地域の学校によるブラスバンド演奏      子供達が声援を送る恐竜ジャー
 

 去年も恐竜ジャーと同じようなステージがありました。最初、声のお姉さんが子供達を元気づけていました。そして、いよいよ悪役と恐竜ジャーの戦いです。たくさんの小さな子供達が、恐竜ジャーに声援を送っていました。

            恐竜ジャーを大声で応援するたくさんの子供達


 去年は河川敷にたくさんの団体がお店などを広げていました。しかし、悪天候のため今年は、河川敷はがら空きです。また、田布施川は濁っていて波が荒いためかカヌーの体験は中止となりました。このため、河川敷を中心とする田布施川はほとんど人がいませんでした。今年は静かな田布施川でした。

             荒れた田布施川のため、誰もいない静かな河川敷


 野外ステージを後にすると、車のコーナーに行ってみました。去年と同様に白バイや消防車のコーナーがありました。今年はパトロールカーと自衛隊車両のコーナーが人気のようです。子供たちが、制服を着せてもらって車両の前で写真を撮影してもらっていました。自衛隊の装甲車両は大人にも人気でした。

     警察の服を着て撮影                 装甲車両の前で撮影
 

 午後初めは、時々雨が降ったり晴れたりの天気雨でした。しかし、午後2時頃を過ぎると寒い風は相変わらずでしたが、だいぶ天候が安定してきました。たくさんの家族が芝生の上や桜の下でくつろいでいました。

                 芝生の上でくつろぐたくさんの家族


 次に動物コーナーに行きました。あるコーナーではカブトムシを売っていました。私が子供の頃、カブトムシは採取するもので買うものではありませんでした。そもそも採取する場所が無くなったのか、採種する時間が無いのでしょうか。犬のコーナーではたくさんの可愛い犬が抱っこされていました。ドッグレースもあったようですが、見ることができませんでした。
 ところで、ボーイスカウトコーナーに行くと、中高時代の同級生達がいました。私もかつてボーイスカウトで指導者をしていたので懐かしくなりました。

   かわいい犬を抱っこしている子供達    カブトムシに見入っている男の子二人
 

  河川敷で隊列を組むボーイとガール     田布施農工生徒によるロボット競技
 

 午後遅くに天候は回復したのですが、風だけは強いままでした。このため、露店の商品が飛ばされたり、テントが浮き上がったりしていました。特に、風船類は風に吹き飛ばされそうでした。ゴム風船の一部は割れていました。

             風で飛ばされそうなお店の風船の数々、一部は割れる


 午後3時頃になると体が冷えてきました。そこで最後、野外ステージに行ってビッグバンドジャズオーケストラの演奏を聴きました。平生町が活動母体であるスイングスターが演奏をしていました。去年の秋に、麻郷の高松八幡宮の10年に一度の大祭の夜の部で演奏していたグループです。半年ぶりに演奏を聴きました。私も若いころジャズを演奏(トロンボーン)していたことがあります。最初の曲「インザ・ムード」、私もよく演奏したとても懐かしい曲です。しばらく立ったまま聞きました。
 演奏を聴き終ると、夕飯のお土産に肉おにぎりと焼きうどんを私と母親の2人分買いました。そして近くに止めていたバイクに乗って我家に帰りました。今年も何人かの同級生に逢って楽しいさくら祭りでした。

    ジャズオーケストラの演奏             肉おにぎりと焼きうどんを購入
 

コメント
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