東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

大晦日 しめ縄を飾り、たき火の炎を見ながら思い出に浸る

2014年01月01日 | 田舎暮らし



 大晦日は、しめ縄を我家のドア,農機具などを置いている牛舎,そして将来暖炉を入れたいと思っている小屋に飾りました。一昨年父親が亡くなったため、去年のお正月は何も飾りませんでした。このため今年のお正月は、私が山口県に帰ってから初めてしめ縄を飾りました。なお、一昨年までは毎年自分でしめ縄を編んでいました。しかし、今年は母親が購入したものを使いました。
 しめ縄を飾り終わると、毎日の日課になっているたき火をしました。段ボールなどのような燃えるゴミや伐採して出た枯れ枝などを燃やしました。そして、燃え盛る炎を見ながら、去年までの永い思い出に浸りました。

        我家玄関に飾ったしめ縄            農作業小屋に飾ったしめ縄
 

 10月から連日のようにたき火を続けていますが、いっこうに伐採した木が減りません。木を伐採することは容易ですが、燃やし尽くすことは思った以上に容易ではありません。今週も伐採した庭木を燃やしているのですが、生木のためはなかなか燃えません。火力を十分上げてからでないと燃え尽きません。

       伐採した庭木付近でのたき火           燃え移る生木
 

 いったん燃え上がると火力が強くなるため、次々と生木を入れてもその火力で燃え移ります。子供の頃はこうして、生木などを燃やして風呂を沸かしていました。今は、単に燃やして伐採した木材を減らしているだけですので、少しもったいない気持ちがします。しかし、ゴミとして出すとお金がだいぶかかります。たき火にすると、その火力は無駄になりますが、灰は貴重な肥料になります。
 空に舞い上がる炎を見守りながらのたき火です。赤く揺らめく炎の柱を無心に見ていると、子供の頃から今までのことを思い出してしまいます。3月頃までたき火は続きます。

                  暗い空に向かって舞い上がるたき火の炎

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