東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しかった平生町大野南史跡巡りウォーキング(1/3)

2018年02月27日 | 歴史探訪他ウォーキング



 下見ウォーキングを経て決まった、今回の本番ウォーキング。春が近いのか、下見時のようには雪が降っていませんでした。そのため、とても歩きやすいウォーキングとなりました。歩いていると体がほかほかします。最初に神出古墳を訪れました。この古墳は形状が壊れています。おそらく小型の円墳ではないかと思われます。

神出古墳への登り口      祇園社の石鳥居     祇園社下の鶏小屋


 続いて、山道を通って直接祇園社に行きました。この祇園社はこの地区だけで管理されているためか小さくまとまったお社です。祇園社の下に騒がしい鶏小屋があります。お聞きすると、烏骨鶏とチャボと尾長鳥を混ぜた鶏とのことです。今回は小屋にいましたが、放し飼い中だととても騒がしかったと思います。時々イタチに襲われるそうです。ヘビに巻き付かれたことが一度あったそうです。

 蔵之本観音堂        小川に建つ石仏      大野八幡宮の参道入口


 この祇園社を管理している家は今、2軒だけとのことです。そう言えば周りには壊れた家ばかり目立ちます。平生街に近いのにどうして空き家ばかりなのか不思議です。続いて蔵之本観音堂に行きました。続いて、小川に置かれた石仏を見学しました。その昔、お坊さんがここで亡くなったとの言い伝えがあるそうです。そのお坊さんの弔うために石柱を置いて石仏としたのでしょうか。

          長い参道を進むと大野八幡宮に到着


 石仏を見学すると、大野八幡宮に行きました。たまたま、禰宜さんがおられたため、亘理南山の移築建物についてお聞きしました。しかし、何の言い伝えもないとのことでした。だいぶ昔に取り壊したか、焼けたのかも知れません。次に園田地区に入り、とあるお墓の前に行きました。一見すると祠ですがお墓です。

   椿の大木と一体化しているお墓      我々が珍しくて?出てきた小鳥
 

 このお墓は、その昔100年以上前のことでしょうか、地元のFさんが家を見下ろせるこの位置を指定して亡くなったとのこと。植えられた椿は大木となりお墓と一体化しています。究極の樹木葬ではないかと思います。今でも花を手向ける親族がいるのです。私もこのようなお墓がいいなと思います。

    お昼休憩をした弘法の大師堂(園田集会所)、椿のお墓から見下ろして

 

コメント
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