東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年も皆さんと、自家製しめ縄作り

2021年12月14日 | ふるさと

 20年以上前から我家の注連縄は自家製です。いつ頃から自分で作るようになったのか覚えていません。おそらく、30年以上前に八王子市で活動していたユギ・ファームではないかと思います。毎年今頃になると、ユギ・ファームの仲間たちが集まって各自注連縄を編んでいました。そして、注連縄と合わせてわら細工を作ることをユギ・ファーム以外でも指導してきました。例えば、ボーイスカウトで指導したこともありました。その後、山口県に帰省してからも作り続けました。私が作る注連縄は、公民館などで作るような豪華な注連縄ではありません。素朴な注連縄で、飾り付けは参加者の自由です。

       暖かな日差しを浴びながら、今年も楽しい注連縄作り


 注連縄作りの数日前に、城南の山にウラジロを取りに行きました。去年は良いウラジロがありませんでしたが、今年は小さめのウラジロをたくさん採集することができました。次に、我家の裏に生えているユズリハも何枚か葉を取っておきました。私は、このウラジロとユズリハしか注連縄に使いません。飾り付けは各自自由ですので、さらに橙や五平を付ける方もいます。

 ユズリハの葉を採集    良いワラを選別中    水をかけて加工しやすく
  

 ところで、初めて注連縄を編む方が難しいと思うことがあります。それは、三束の稲ワラを同時に左回ししながら、三束を巻き付けていくことです。その三束が解けないように、左手の各指でしっかりと握って押さえておかなければなりません。そのため、注連縄を編み終わった頃には、左手の各指の股部が赤く痛くなります。私は何年も編んでいるため、それほど痛くなることはありません。暖かい日差しを浴びながら、楽しくしめ縄作りをしました。各人納得の注連縄ができたと思います。

 三束を同時に巻きながら編み込む     ウラジロとユズリハを取り付け
 

コメント
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