東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

竹を割って細い竹杭やU字支柱の材料作り

2025年01月22日 | 田舎暮らし

 久し振りに竹を伐採して細い竹杭やU字支柱の材料を作りました。目的は二つあります。一つは主に夏なのですが、生い茂った草に隠れた幹などの場所を示す杭です。草刈り時に刈刃を当てないためです。もう一つは、畑の畝に寒冷紗などを掛ける時のU字支柱です。
 竹林に行って使えそうな竹を選びます。あまりに太い竹は割るのが大変です。そのため、細からず太からずの竹で、しかも枝が多く生えていない竹を選びます。伐採する竹を選ぶとノコギリで根元を切ります。

        竹杭やU字支柱にするため、割った竹を加工中


 竹の根元を切るのですが、倒す方向を考えながら切ります。実際には周りの竹に支えられて倒れることはまずありません。引っ張り出しやすい方向を考えながら切ります。切れると根元を引っ張りながら広場に引っ張っていきます。そして、1,5m位の長さに切ります。枝も切り払います。

 根元をノコギリで切る   1.5mごとに切り揃える    竹割り器で割る
  

 次に1.5m位に切りそろえた竹を竹割り器で割ります。竹の根元側は厚いため力を入れないとスムーズに割れません。最初は木槌を竹割り器に叩き込んで割り進みます。続いて竹割り器を押さえ込むようにして割ります。細い竹杭の出来上がりです。
 その細い竹杭の先端を鉈で尖らせます。地中に差し込みやすくするためです。尖らせるついでに節を鉈で切り落とします。今回はできませんでしたが、、草刈り中に見つけやすいように細い竹杭に赤いリボンを取り付けます。リボンでなくても赤い塗料を塗ってもかまいません。

  竹割り器で12分割     割り終わった竹     鉈で先端を尖らせる
  

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