東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

動物の住む田んぼ

2001年06月10日 | 田舎暮らし
 昨日と今日、クレソン田横の田んぼ二枚の草刈、耕運、代かきをしました。草を刈っていると、鶏の卵ほどの大きさのやや茶色の卵が三つありました。何の卵でしょうか?キジ、サギ・・・・?それに、シュレーゲルアオガエルの卵塊や野ネズミの巣もありました。オケラ、マイマイカブリ、クモも忙しく動いていました。

               田植えに備えて田んぼの草刈り


 代かきしていると、ヒヨドリなどの鳥がたくさん飛んできました。そして、耕運や代かきに驚いて飛び出した虫をついばんでしました。田んぼは、いろんな小動物の住みか、そして餌場になっていることを実感しました。夕方近く大雨が降ってきたので途中でやめました。来週ものんびりと周りを鑑賞しながらやろうと思います。やっぱり、気負いない農作業が気持ちいいです。

               草刈りの後、耕運機で田んぼを耕す


 ところで、昨日今日と田んぼを耕しましたが、一年ぶりに白ガ二を見つけました。よくいる赤手ガ二は手が真っ赤ですが、このカニは手が白いのが特徴でする。このあたりは沢ガ二は多くいるのですが、このカニはそう多くありません。その昔、この地区を流れる川は、がん沢(カニ沢)と言ったそうです。このカニも昔は、たくさんいた普通のカニだったと思います。つまんでも挟まないやさしいカニです。

                地元で「白ガニ」と言っている淡水に住むカニ


 ところで、これから農業を志す人の立場で考えると、最初はある程度楽しくなければ永続きしないと思います。とっかかりのところで挫折することが良いのかどうか。厳しさが分かっていいとは思うのですが。農家の方には、「農業は楽しくなければ~」と言うと怒られてしまいますが。

             耕した田んぼに水を引き入れ、このあと代かき
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