河川敷で自然に生えている胡桃(クルミ)の木から実を採集しました。そして、ほとんどの胡桃は果肉を腐らせるために畑の地中に埋めました。12月頃に地中から胡桃を取り出す予定です。しかし、すでに果肉が腐っている胡桃が数個ありました。その胡桃は地中に埋める必要はありません。試しに食べられるように加工して見ることにしました。まずは、胡桃表面の汚れを取るために水につけました。
表面に付いたゴミを取るため、果肉が取れた胡桃を水に入れる
ほどよく胡桃表面に水がなじんだ頃、水から取り出して表面に付いたゴミを取り除きました。最初は、スポンジたわしで擦り、次に使用済みの歯ブラシで擦りました。すると、胡桃表面のしわに入り込んだゴミまで綺麗に取り除くことができました。
胡桃をスポンジたわしで磨く 歯ブラシで胡桃表面を磨く
胡桃を磨くほどに市販の胡桃のような質感が出てきました。昔の人は、砂か草の繊維などで胡桃を磨いたのではないでしょうか。胡桃を磨きながら、昔の人はどのような思いで磨いていたのだろうかと思いました。これでようやく胡桃らしい姿になりましたが、この胡桃は姫胡桃です。やや小ぶりで市販の胡桃のような大きな球形をしていません。
胡桃表面の窪みに付いたゴミも綺麗に取り除く
水に浸してたわし等で磨いた胡桃は、いったんベランダで干しました。なお、一個の胡桃は腐っていました。これらの胡桃、このまま殻を金槌でたたくか胡桃割り器で割っても食べることができます。次回、この胡桃をある加工をして食べてみようと思います。この方法を知った時、こんな方法もあったのだと感心しました。この方法を使うと、貝の殻が二つに割れるように胡桃が合わせ目から二つにパツクリ割れます。そして、中の実を全く壊さずに取り出すことができます。
乾燥し終わった3個の姫胡桃、殻を割ればすぐにでも食用可
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