亡き父親が40年位前に購入したとても古い耕運機(クボタTMA31)のクラッチがついに故障してしてしまいました。クラッチを入れてもロータリーが回らないのです。つまりクラッチが切れたままになるのです。
原因はクラッチに繋がるワイヤーが伸びたままなのです。ワイヤーをよく見ると錆びついて固着しているため調整できないのです。そのため、新しいクラッチワイヤーを取り寄せて交換することにしました。クラッチワイヤーの交換は初めてのことです。
ちなみにこの耕運機、10年前にCDIを交換修理しました。
クラッチワイヤー交換のため耕運機のベルトカバーを外す
古いクラッチワイヤーを外すため、クラッチがよく見えるようにベルトカバーを外しました。そして、ベルトを外しました。次に、クラッチワイヤーとクラッチを繋ぐピンを取り外しました。ピンは細かいので落とさないように取り扱い注意です。
右:固着したワイヤー 取り外したピンとネジ 取り外したベルト
錆びて固着したクラッチワイヤーを外すと、新しいクラッチワイヤーを狭い耕運機内に通しました。そして、取り外したピンを使ってクラッチと繋ぎました。次にクラッチとは反対側のクラッチレバーのバネに終端を繋ぎました。このバネを引っ張ることによってクラッチが繋がりロータリーが回るのです。
最後にクラッチを外すとロータリーが止まり、クラッチを繋ぐとロータリーが回るように調整しました。後は耕運機にガソリンを入れて実際に畑を耕して確認することにしました。
クラッチとクラッチレバーの接続部 クラッチレバー終端のバネ
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